2026年6月26日放送の『ドキュメント72時間』で密着される香川県さぬき市の『塚原のから風呂』は、奈良時代から1300年も続く日本最古級の古代サウナです。
室温が最大160度というピザ窯レベルの灼熱空間に、長袖のトレーナーや頭巾、分厚い毛布という完全防備で挑む姿は、リラックスというより修行僧のサバイバル状態ですよねぇ。
裸や水着での入浴は厳禁、しかも水風呂は存在しないという現代サウナの常識がまったく通用しないのに、いまなぜ『塚原のから風呂』がこれほどまでにウケるのか!を考察してみました。
【最重要】爆速結論!
過酷で愛おしい古代サウナの正体
- 【お店の正体】:塚原のから風呂(行基菩薩が造ったとされる古代サウナ)
- 【迷わないアクセス】:香川県さぬき市昭和1050-4(ことでん長尾線「長尾駅」から徒歩約30分)
- 【塚原のから風呂の効用】:冷え性の改善、血流促進、究極のリラックス効果
- 【現場のお節介(ココ注意!)】:
- 裸や水着は絶対NG。熱で服が溶けないよう「綿素材の長袖長ズボン」が必須です(レンタルあり)。
- 水風呂はありません。水シャワーではなく、休憩所の床にコロンと寝転がってじっくり体を冷ますのが常連さんのたしなみです。
- 営業しているのは「木・金・土・日」の週4日のみなので、お出かけ前の確認をお忘れなく。
はい、というわけで今回も、全国の地方都市60カ所以上を実際に飛び回って磨いた好奇心アンテナを持つ「ことばと」がお伝えします。最後までよろしくお願いします。
【ドキュメント72時間】ピザ窯レベルの160度!? 香川・さぬき市『塚原のから風呂』の凄い歴史と防具
のどかな田園風景のなかにポツンとたたずむ、煤で真っ黒になった怪しげな建物。ここはなんと、奈良時代の高僧・行基が人々の病気を治すために一夜にして造り上げたという伝説を持つ「生きた歴史遺産」です。
石室の中で約150kgもの松葉をガンガン焚き、その余熱で蒸すという仕組みは1300年前から変わりません。「あつい方」の石室はなんと160度から170度に達し、ちょっとでも肌が露出しているとピリピリ刺すような熱波に襲われます。
1300年の歴史と行基の伝説
奈良時代の高僧・行基が讃岐を訪れた際、人々の病気を治すために造ったと伝えられています。「一夜のうちに田植えを終わらせる」と里人と約束し、自身は一晩でから風呂を築き上げたという伝説があります。
さらに、江戸時代の文献『政要録』にはm高松藩が武士の接待や旅人のために「風呂扶持」を支出していた記録があります。1911年には混浴を避けるため石室が新設されて2つ体制に。2007年に経営難で一度閉鎖されましたが、愛好家と地元の要望により2008年に「塚原から風呂保存会」が発足し、現在は保存会の志によって運営されています。
から風呂必須の「防具」と料金ラインナップ
石室に入るときは「頭巾を被り・草履を履き・毛布で全身を覆い・座布団を敷いて座る」という手順です。こここで用意されているアイテムは、おしゃれなサウナグッズではなく「火傷から身を守る防具」なのです。
- 入浴料:700円
- レンタルトレーナー上下:600円(各300円)
- レンタル頭巾:300円
- 毛布・座布団・草履:なんと無料で貸し出し
これらをすべて身につけ、わずかな隙間も毛布で塞いで石室に突撃する。もはやちょっとした特殊部隊のミッションですよねぇ。
【ドキュメント72時間】水風呂なしでもととのう!?『塚原のから風呂』のあたたかいクチコミ
口コミをのぞいてみると、
「中に入った瞬間、熱が迫ってくる」
「一瞬で脱出した」
「まるでピザ窯の中にいるよう」
という恐怖の悲鳴がある一方で、
「常連さんは160度でも『今日はぬるい』とぼやいている」
という次元の違うエピソードがあふれています。
サウナーにとって一番気になる「水風呂がない問題」ですが、実はこれが最高のデトックス。あえて水を浴びず、公民館のような懐かしい休憩所でフローリングに寝転がると、体の末端から中心に向かってドクドクと血が巡り、冷え性がスッと消えていくような不思議な心地よさに包まれるのだとか。受付のおばあちゃんが入り方を優しく教えてくれるなど、田舎のおばあちゃんちのような交流に、運転の疲れも一瞬で吹き飛んでしまいます。
【ドキュメント72時間】1300年前の「古代サウナ」が、今の時代に刺さる理由【ゆるっと考察】
ボタン一つで適温のサウナ室ができあがる現代。しかし、から風呂では1日に2回、膨大な松葉を運び込み、時間をかけて火入れをするという途方もない手間がかかっています。
実は2007年に一度は経営難で閉鎖されましたが、「この熱を絶やしてはいけない」と立ち上がった地元の保存会の方々の情熱によって奇跡の復活を遂げました。ビジネスとしては到底割に合わない不便さ。でも、その手作業の奥にある「誰かの体を温めたい」という純度100%の優しさこそが、効率化で冷え切った現代人の心を強烈に惹きつけるのでしょう。
どんなに時代が変わっても、人の手をかけた圧倒的なアナログの愛に勝るものはないのです。
香川・さぬき市『塚原のから風呂』へのアクセスと基本情報
- 施設名:塚原から風呂
- 住所:香川県さぬき市昭和1050-4
- 電話:0879-52-1202
- 営業時間:12:00~21:00(1日2回の火入れがあり、両方楽しめる18時頃が一番のおすすめです!)
- 定休日:月・火・水曜日、盆、年末年始
- アクセス:ことでん長尾線「長尾駅」から徒歩約30分(タクシーで約5分)。車なら高松自動車道「志度IC」などからアクセス可能。
- 駐車場:無料駐車場あり(約10台)
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【ドキュメント72時間】香川・さぬき市「塚原のから風呂」は、1300年の温もりに包まれる人情サウナでした
体の芯まで焼き尽くすような熱さと、地元の方々のホクホクとした温かさが交差する『塚原のから風呂』。
というわけで、今回は全国のサウナーが行き着く究極の癒し処についてご紹介しました。
- 1300年の歴史を誇る石風呂:行基菩薩が造った伝説を持つ、奇跡の古代サウナです。
- 160度を超える未知の熱波:化学繊維は溶ける危険があるので、綿素材の完全防備で挑みます。
- 水風呂なしの究極リラックス:休憩所でゴロンと寝転がり、血流が巡る感覚を全身で味わえます。
- 保存会が守るあたたかい交流:営利目的ではない、地元の方々とのホッとするおしゃべりに癒やされます。
- 極上タイムは夕方18時頃:2種類の石室の温度がちょうどベストな状態になる黄金の時間帯です!
強烈な熱波を乗り越えた先にある、圧倒的な爽快感と人の優しさ。香川へうどん巡りに行った際は、ぜひこの歴史的ミッションに挑戦してみてくださいね。ありがとうございました。






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