旧芸名(本名)柴田杏花!踊りとピアノと、揺るぎない表現力──【じゃあ、あんたが作ってみろよ・南川あみな役】
- 生年月日:1999年8月30日(26歳)
- 出身地:東京都
- 身長:158cm
- 血液型:A型
- 趣味:踊り(クラシックバレエ・タップダンス)
- 特技:ピアノ、声楽
- 所属事務所:スターダストプロモーション
杏花さんは2020年8月30日に心機一転を図って芸名を改めたそうです。それまでは本名の「柴田杏花」として活動していました。ちなみに友人からは「きょーか」「きょん」と呼ばれているそう。
性格は「直感を大事に動くタイプ」と自己分析しており、座右の銘は村上春樹の「スプートニクの恋人」から「よく育つものは、ゆっくり育つ」を大切にしているとか。この言葉、26歳の若手俳優さんが選ぶには渋くて素敵じゃありませんか?村上春樹と聞いただけで「あ、この子、ただものじゃない」と思ってしまう「ことばと」でした。
【介護スナック ベルサイユ】3歳からバレエ少女!子役デビューから音楽大学へ【子役時代画像】
杏花さんの経歴を遡ると、実に地道に芸の研鑽を積んでいることが分かります。3歳からバレエに熱中し、高校2年まで本格的に取り組んでいたという筋金入りの“踊れる俳優”。
8歳の2007年に『名探偵コナンドラマスペシャル』でデビューし、翌々年には『りぼん』のりぼんガール準グランプリに輝いています。
子役として活動する傍ら、音楽教育も受け、音楽大学で声楽やピアノを学んで卒業。この辺りの経歴、普通の子役とはちょっと違う道筋ですよね。舞台芸術と音楽の両方に造詣が深いということで、単なる「かわいい子役」ではなく、芸術的バックグラウンドを持った表現者を目指していたことが窺えます。
あの名作『仁 JIN』 4話より👇
#柴田杏花 ちゃん
— ベラボー! (@berabowz) April 19, 2020
仁 JIN 4話より pic.twitter.com/hmmaZ4wfJX


2014年には『瀬戸内海賊物語』で1,027名のオーディション参加者を抑えて映画初主演。2020年に芸名を「杏花」に改名し、2022年には映画『グッドバイ、バッドマガジンズ』で再び主演。2023年にはフジテレビ系『いちばんすきな花』、2024年にはNetflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』や、月9ドラマ『海のはじまり』でのレギュラー出演など、話題作への出演が続いています。また、映画『オアシス』では初のアクションに挑戦するなど、着実にキャリアを積み上げているようです。
杏花さんの座右の銘である「よく育つものは、ゆっくり育つ」の通り、華々しい急成長ではなく、地に足をつけたキャリア形成をしているところが、実は一番の魅力かもしれません。バレエや音楽という基礎があってこその表現力なんでしょうね。
なお、音楽大学については「声楽やピアノを学び、卒業」と公表されていますが、具体的な大学名は現時点で確実な情報はありません。ただ、音楽大学で培った表現力と舞台度胸が、俳優としての杏花の“芯の強さ”を支えていることは間違いなさそうです。
【介護スナック ベルサイユ】2025年秋、2つのドラマで魅せる杏花さん【じゃあ、あんたが作ってみろよ】
『介護スナック ベルサイユ』新藤美来役
東海テレビ土ドラ枠で放送中の『介護スナック ベルサイユ』。宮崎美子さんが連ドラ初のスナックママを演じる、ちょっと変わったドラマです。このスナック、普通のスナックじゃなくて、介護士資格を持つスタッフが常駐し、要介護認定を受けた客が多く訪れる「介護現場」でもあるんですね。
杏花さんが演じる新藤美来は、ベルサイユの接客担当。明るい性格で店を盛り上げつつ、介護士の資格も持っていて客のリハビリを手伝うという役柄です。このドラマには特製ワイン『SEE YOU IN MY DREAMS』という”会いたい人に会える魔法のワイン”が登場するんですが、人生最期の夢へと客を誘う「道先案内」を、美来はどんな笑顔でサポートするんでしょうか。
🎉🍷新着情報🍷🎉
— 土ドラ 毎週土曜23:40放送 【公式】 (@tokaitv_dodra) September 19, 2025
10/11(土)23時40分スタート『介護スナックベルサイユ』🍷
連ドラ主演24年ぶり!宮崎美子のヒューマン・ファンタジー!✨
ママを囲むスナックのスタッフに#笛木優子 #木村了 #杏花 #高山広 再び結集!✨
新たに #森日菜美 が参戦!✨… pic.twitter.com/FzL1uOGngh
共演中の森日菜美さんの記事はこちら👇

『じゃあ、あんたが作ってみろよ』南川あみな役
一方、TBS火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は、第26回手塚治虫文化賞・新生賞を受賞した谷口菜津子さんの同名漫画が原作。夏帆さんと竹内涼真さんがW主演を務める「再生ロマンスコメディ」。
「料理を作る」ことをきっかけに、当たり前だと思っていた価値観を見つめ直していく物語で、杏花さんが演じる南川あみなは、竹内涼真さん演じる勝男の後輩で入社2年目の女性社員。「料理は女が作って当たり前」という昭和的価値観を持つ勝男に、歯に衣着せぬ物言いで鋭い指摘をする今どきの若者で、自信満々だった勝男が恋人にフラれて自信を失い、本音をさらけ出す姿に同情して話を聞くうちに、良き相談相手となっていきます。
原作は谷口菜津子さんの漫画で、『comicタント』で連載中。第26回手塚治虫文化賞新生賞受賞作で、SNSで話題沸騰、『CREA夜ふかしマンガ大賞2024』1位や『このマンガがすごい!2025』オンナ編4位に輝いています。
マルチな才能を持つ杏花さん、私生活ではどんな人?【じゃあ、あんたが作ってみろよ・南川あみな役】
プロフィールを眺めていると、杏花さんの趣味嗜好にも興味が湧いてきます。好きな音楽はレイ・チャールズ、サイモン&ガーファンクル、エルトン・ジョンなど、クラシカルで洗練された音楽センスが窺えます。カラオケの十八番は宇多田ヒカルの「First Love」だそう。
好きな映画も「パルプ・フィクション」「ビフォア・サンセット」「彼女がその名を知らない鳥たち」など、かなり渋い選択。音楽大学出身というだけあって、芸術的な感性が高そうですね。
プライベートでは、「お金で買えないけど欲しいもの」として「身長」と答えていて、そのユーモアセンスがクスッとさせられます。実際158cmと決して低くはないと思うのですが、本人的には少し物足りないようです。リラックス方法は「5〜10キロ走る」という健康志向もあり、バレリーナとしての身体づくりが今も生きているのかもしれませんね。
杏花さんの魅力まとめ!【じゃあ、あんたが作ってみろよ・南川あみな役】
意外なほど深みのある経歴と多彩な才能を持っている杏花さん。バレエ少女から始まり、音楽大学で声楽とピアノを学び、子役から着実にキャリアを積み上げてきた道のりは、一朝一夕には生まれない表現力の源泉なのでしょう。
杏花さんの魅力をまとめると:
- 3歳からのバレエ経験と音楽大学での学びという芸術的バックグラウンド
- 8歳から子役として地道にキャリアを積み重ねてきた着実さ
- クラシカルな趣味・嗜好と、渋い映画の選択に現れる独自の感性
- 「よく育つものは、ゆっくり育つ」という座右の銘通りの成長曲線
26歳で、すでにこれだけの経験と実績を持つ杏花さんの今後の活躍が楽しみです。音楽、ダンス、演技と三拍子揃った才能が、これからどんな花を咲かせるのか。ゆっくりとしかし確実に育つ才能に、これからも注目していきたいと思います。
ありがとうございました。


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