ドキュメント72時間|東京ど真ん中の植物園はどこ?【小石川植物園】

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NHKの人気番組『ドキュメント72時間』(ことばと調べ)。気になる人や場所を3日間に渡り密着して、そこで起きるできごとや人間模様をていねいに切り取っていくドキュメンタリー番組です。
2025年3月214日は、東京都文京区の小石川植物園でした。

正式名称を東京大学大学院理学系研究科附属植物園といい、元々は江戸幕府によって開園された小石川御薬園(こいしかわおやくえん)でした。

「一般の人も入れるの?」「どんな施設なの?」「アクセスは?」気になる情報をお伝えします。

東京の植物園はどこ?『小石川植物園』

というわけで今回は、小石川植物園ってどんなとこ?について調べてみました。

はい、全国の地方都市60カ所以上を実際に飛び回って磨いた好奇心アンテナを持つ「ことばと」がお伝えします。最後までよろしくお願いします。

まずは予告編の紹介文です。

舞台は東京のど真ん中にある植物園。冬の間は見どころは少ないのかと思いきや、何かを目当てに訪れる人たちがいる。人生の転機に梅を見に来たという人や、立ち枯れている様子こそ見ていて風情があると語る人。じっとベンチに座って木々を見ている人もいる。あえて冬に、植物と向き合おうとする人たち。そのまなざしの先に何があるんだろう。3日間、一緒に過ごしてみた。

https://www.nhk.jp/p/72hours/ts/W3W8WRN8M3/episode/te/L16772PM91/
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『ドキュメント72時間』で紹介されたのは、東京都文京区・小石川植物園。

小石川植物園の正門から一歩足を踏み入れると、まるで異次元にワープしたかのよう。喧騒な都会から一歩園内に足を踏み入れると、そこには静寂と緑に包まれた別世界が広がります。「ここが本当に東京?」と目を疑ってしまうほどの深い緑と、ゆったりと流れる時間。

約16万平方メートルという広大な敷地には、およそ4,000種もの植物が息づいています。春には可憐な梅の花が咲き誇り、秋には色とりどりの紅葉が目を楽しませてくれます。まるで実家の庭のような安らぎを感じさせる、都会の中の特別な空間です。

https://twitter.com/nhk_72HR/status/1899396326548529223

【ドキュメント72時間】御薬園から始まった日本最古の植物園。

小石川植物園、実はただの公園じゃないんです。その歴史はなんと江戸時代、1684年にまで遡ります。徳川幕府が薬草を栽培するために作った「小石川御薬園」がその始まり。

8代将軍・徳川吉宗の時代には、なんとサツマイモの試作まで行われていたそうです。今でこそ、秋の味覚として当たり前に食卓に上るサツマイモですが、当時は画期的な新作物だったのでしょう。歴史の教科書で習った吉宗の「物産奨励」が、この場所でも行われていたと思うと感慨深い。

時代劇に出てくるようなお医者様たちが、ここで薬草を育てていたんですね。なんだかタイムスリップしたみたいで、ロマンを感じませんか?

明治時代になると、東京大学の附属植物園として生まれ変わり、一般にも公開されるようになりました。

ちなみに、園内にはあの有名なニュートンのリンゴの木があるんですよ。これは、ニュートンが万有引力を発見するきっかけとなったリンゴの木の苗から育てられたものだそうです。歴史的な発見のルーツに触れることができるなんて、なんだかワクワクしますね。

四季折々の表情を見せる、生きた博物館

春の桜、初夏の紫陽花、秋の紅葉、冬の梅と、まるでカレンダーをめくるように季節の移ろいを感じられるのも、この植物園の魅力です。特に、都会では珍しい山野草のコレクションは必見。

お弁当を持って訪れる人も多く、休日にはピクニック気分で過ごす家族連れの姿も。週末のお出かけ先として、また仕事帰りのちょっとした気分転換に立ち寄るのも素敵かもしれません。

現在も東京大学の研究施設として、世界的な植物研究の拠点となっているこの場所。私たちの目には優雅な庭園に見えますが、実は植物学の歴史を紡ぐ、とても重要な研究の場なのです。

さらに、栃木県日光市には「日光分園」という姉妹施設もあり、高山植物など東京では見ることのできない種類について研究・展示されています。こちらもぜひ一度訪れてみたい場所です。

【ドキュメント72時間】『小石川植物園』はどうやって行くの?

  • 施設名:小石川植物園 (正式名称:東京大学大学院理学系研究科附属植物園)
  • 住所:東京都文京区白山3-7-1
  • 電話:03-3814-0138
  • 営業時間:9:00~16:30(入園は16:00まで)
  • 定休日:月曜日(休日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~翌1月3日)
  • 入園料:大人(中学生以上) 500円 小人(中学生、小学生) 150円
    ※6歳未満は個人、団体を問わず無料。※5月4日(みどりの日)は無料。
  • アクセス:都営三田線『白山』駅A1出口徒歩約10分 東京メトロ丸の内線『茗荷谷』駅約15分 バス【上60 大塚駅~上野公園線】『白山2丁目(東大植物園前)』下車徒歩約3分
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