さんま御殿｜一番合戰彩さんってどんな人?年齢、職業、苗字の由来は?

「どんな戦が始まるの？」と思わず身構える、強そうな名字──「一番合戰(いちばんがっせん)」。

2025年10月21日夜7時放送の『踊る！さんま御殿!!〜レア名字さんvsメジャー名字さん〜』では、この名を持つのは、美容師の一番合戰彩さん。全国でわずか30人ほどしかいないという超レア姓の持ち主。

今回は、一番合戰さんの名字の由来や、ビジュアルのかわいらしさ、美容師としてのプロフェッショナルな一面など、気になる「一番合戰ってどんな人？」にお答えします。

佐賀発、全国に約30人だけ！「一番合戰」という姓のルーツ

一番合戰彩さんは、恵比寿にある美容室「Uné GARDEN（アン ガーデン）」の代表を務める美容師。36歳（2025年10月現在）の彼女は、GARDENグループのオピニオンリーダー的存在として業界内外から信頼を集めています。

まず気になるのは、そのめずらしい姓のルーツ。「一番合戰」という名字は佐賀県神埼郡がルーツと言われています。伝承によると後鳥羽上皇がこの地で賊に襲われた際、最初の戦いがあったことから「一番合戦」と名付けられたとか。

読み方も「いちばんがっせん」だけでなく、「いまかい」という超絶レアな読み方も存在するらしい。これは「戦を今するのかい？」が縮まって「いまかい」になったという説。もう、名字だけで一本ドラマが書けそうな勢い。全国でわずか30人ほど。姓の全国順位は58,461位という、まさに「レア中のレア」な名字なんですよ。

努力と挑戦の軌跡―美容師・一番合戰彩さんの歩み

一番合戰彩さんの美容師人生はお姉さんの影響から始まりました。2つ年上のお姉さんが美容師だったことで、その道を身近に感じていたという一番合戰さん。佐賀県出身で、福岡の専門学校を経て、東京へ。美容師になるという夢を追いかけ、GARDENに新卒入社しました。

入社当初は原宿店に配属され、アシスタント時代は「朝早く夜遅く」の毎日。同期27人という大所帯の中、負けず嫌いな性格もあって着実にスキルを磨いていきます。なるほど、努力家なんですね。

最速でスタイリストデビューを果たしたものの、集客に苦戦した時期も。「練習や試験がうまくできても、実際にお客様が来てくれるかは別問題」と彼女は振り返ります。ここで諦めなかったのが一番合戰さんの強さ。「ヘアアレンジ」という独自の強みを見つけ、そこを突破口に顧客を獲得していきました。

その後、銀座店への異動をきっかけに、環境の変化が彼女に新たな成長をもたらします。「環境が変わると頑張ろうと思える」―この気づきが、彼女のキャリアの転機になったようです。銀座では7年間勤務し、そこから2022年5月、ついに自身が代表を務める「Uné GARDEN」をオープン。美容師としての経験をもとに、理想のサロン作りに挑戦しました。

🔖本日のインタビュー記事🔖
Uné GARDEN 代表　一番合戦彩さん(前編)

GARDENグループのオピニオンリーダーで、お客様からも業界からも信頼される女性スタイリスト・一番合戦彩さん✨

入社14年目で自身が代表を務める Uné GARDENを旗揚げし、さらに活躍の場を広げています‼️https://t.co/sxBfeFqxbv pic.twitter.com/nKrLzJZPlG

— Moreリジョブ編集部 (@more_rejob) April 22, 2025

恵比寿の地下で咲くサロン──Uné GARDENってどこ？

恵比寿駅から徒歩数分。地下に降りると、ガラス越しに木の温もりが広がるサロンがあります。ここが一番合戰彩さんの城──Uné GARDEN。内装は“カフェのようにくつろげる空間”をテーマに、白と木と石の調和を意識。Pinterestで調べ尽くしたデザインは、髪だけでなく心も整えてくれる空間に。

店名の「Uné」はフランス語で「1」。お客様にとって一番落ち着く、一番頼れる、そんな一番の場所になるようにという意味が込められています。実はこの名前、お客様との会話がヒントになったそうで、「一番合戦だから、一番、イチ、Uné……」という言葉から生まれたとか。

スタッフは全員女性。年齢も経験も違うメンバーが、フラットに支え合うチームです。「女子っぽい女子が少ないんですよ（笑）」と語るその笑い声に、心地よいユーモアを感じます。技術より先に“人として慕われる”ことを目指すその指導スタイルは、どこか姉御肌で格好いい。

そしていま、彼女はウエディング事業にも挑戦中。前撮りや記念撮影で、お客様の人生の節目に寄り添う。それは、カットやカラーを超えた「人生に立ち会う仕事」。美容師というより、人生スタイリスト、と呼びたくなる人です。