ホンマでっか!?|佐藤ブゾン貴子さんと相貌心理学(そうぼうしんりがく)の世界

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「顔で性格がわかる」って、ちょっと胡散臭いような、でも興味あるような…。

実は、心理学の研究によると人は無意識に相手の顔から性格を読み取って、態度を決めているんですって。おもしろいですよね、 私たち、知らないうちに「顔面審査員?」をやっていたなんて。

2025年8月13日夜9時からの『ホンマでっか!?TV』では「顔でわかる性格診断SP」と題して、日本で唯一の相貌心理学教授・佐藤ブゾン貴子さんが登場します。「相貌心理学(そうぼうしんりがく)」って何?と思いますよね。
「占いの一種?」と思ったのですが、調べてみたら意外とディープな世界が広がっていました。

「額の広さや鼻の穴の見え方で性格傾向が読める?」
「相貌心理学(そうぼうしんりがく)って何?」
「その前に、佐藤ブゾン貴子さんって何者?」

ということで今回は、佐藤ブゾン貴子さんの横顔(ややこしいですが顔の話題だけに)、そして私たちの暮らしにも役立てそうな相貌心理学の正体をさくっと解説してみます。

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もくじ

プロフィール:佐藤ブゾン貴子さんってどんな人?

  • 生年月日:1975年9月18日
  • 出身地:埼玉県
  • 職業:相貌心理学教授、メンタルケア心理士
  • 所属:株式会社アクラ
  • 資格:世界で15人、日本人唯一の相貌心理学教授資格
  • 著書:『人は顔を見れば99%わかる フランス発・相貌心理学入門』(河出書房新社)など
  • その他の顔八王子のガレット専門店『Café de la poste』

肩書きだけでも、ちょっと一筋縄ではいかない雰囲気が漂ってきます。しかも“教授”っていう響きがまたいい。でもこの「教授」は大学の職ではなく、フランスの相貌心理学会が認定する民間資格。学問とグルメの両刀使い、なかなかの多才ぶりです。

佐藤ブゾン貴子さんの経歴は?

元々はアパレルの世界にいた佐藤ブゾン貴子さん。杉野女子大学で被服デザインを学び、アパレル会社や舞台衣装会社を経て、舞台衣装のデザイン・製作に携わります。

2004年、さらなるスキルアップを求めてフランスへ渡ったのが運命の分かれ道。現地で出会ったフランス人の夫やその友人たちとの交流の中で、「言葉が通じない疎外感」を痛感したそうです。

そこで見つけた解決策が、“顔から相手を理解する方法”=相貌心理学。学会長に直談判してマンツーマンで指導を受け、2012年に日本人初の相貌心理士資格、翌年には教授資格を取得。

帰国後はセミナーや講座を通して相貌心理学を日本に広める活動を開始し、時に企業研修へも出向くビジネスシーンの救世主的存在に。気づけば1億人以上の顔を分析してきたというから、もはや「顔のデータベース」のような人です。

👆八王子のガレット専門店『Café de la poste』も経営していらっしゃるそうです。

ことばと

おいしそー!

相貌心理学(そうぼう)って何? 

相貌心理学は、顔の輪郭・器官(目・鼻・口など)・肉付き・左右差といった客観的特徴を言語化して、その人のパーソナリティ傾向を「理解」しようとするフランス発のメソッド。創始は精神科医ルイ・コルマン(1937年)。フランスではビジネスや教育、カウンセリングなどで活用例が紹介されています。

一方で、科学的な再現性や因果の厳密検証は限定的で、学術的な心理学の学位とは別物と明言する団体もあります。つまり、占いではないが、厳密科学でもない。使い方次第の道具、というのがフェアなスタンスかもしれません。

3つのゾーンで見る基本

顔を横に3分割で判断します。

  • 上部(額)=思考ゾーン
  • 中部(目〜鼻)=感情ゾーン
  • 下部(口〜顎)=活動ゾーン

どのゾーンが「拡張」しているかで、思考・感情・行動のどれが原動力になりやすいかを捉えるのが基本。番組予告でも「額が広い人は理屈っぽい」という一例が出ています。

さらに、額の角度や鼻の穴の見え方など、パーツのディテールからも傾向を読む、と。ここで大事なのは「良し悪しで裁かないこと」。たとえば理屈っぽさは、裏を返せば論理力や段取り力。長所と短所は表裏一体、ですよね。

どこで役に立つの?

  • 初対面のコミュニケーション 会った瞬間の接し方を微調整するヒントに。外向気味なら情報多め、内向傾向なら選択肢を絞るなど。
  • ビジネスの人材マネジメント 体力や外向度の違いで、任せるタスクや声のかけ方を変える。量で押すか、質で積むか。
  • 恋愛・家族 自分と相手の原動力がズレると、優しさが押しつけになることも。ズレを知れば、距離感の設計ができる。

みなさんもこれまの人付き合いの中で、なんとなーく顔つきと反応の相関関係があるかもって経験ありませんか。「この人は言葉より図解が刺さる」「雑談から温まる」などなど。経験則を言語化する道具としては、確かに便利かもしれませんね。鵜呑みにしない、でも活かす。これが大人の使い方じゃないでしょうか。

注意点も知っておきましょう。

  • 「教授資格」は大学の職位ではなく、民間団体による資格名
  • 学術心理学の厳密なエビデンスとは別レーン。根拠は主に経験的・統計的な傾向分析
  • ラベリングは厳禁。理解のための仮説として扱うのが前提 この3点を頭に入れておけば、安心して楽しめます。

    道具は使い方で善にもなるし凶器にもなる。包丁と同じ。指は切らないように。

まとめ|“顔”は最高の履歴書かもしれない

今回のポイントを整理すると——

  1. 佐藤ブゾン貴子さんは、日本唯一の相貌心理学教授
  2. 相貌心理学はフランス発祥の「顔から性格を理解する」学問
  3. 判断ではなく理解に重きを置くのが特徴
  4. 婚活やビジネス、人間関係改善に応用可能
  5. 自分を知ることで、より適した行動選択ができる

顔は年齢と共に変化するもの。でもその変化こそ、心や環境が作り上げた“軌跡”だと思うと、鏡を見るのも少し面白くなりますね。あなたの顔にも、まだ知らない物語が刻まれているかもしれません。

佐藤ブゾン貴子さんのこれからの活躍にも期待しつつ——ありがとうございました。

八王子のガレット専門店『Café de la poste』👇

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