亀戸『クレシェンド』ってどんなお店?
場所は?人気のメニューは?口コミは?
気になりますよね、亀戸『クレシェンド』。お店はどこにあるんでしょう?味は?メニューは?さぁ、あなたの好奇心を満たしますよー!
はい、というわけで今回も、全国の地方都市60カ所以上を実際に飛び回って磨いた好奇心アンテナを持つ「ことばと」がお伝えします。最後までよろしくお願いします。
【ニノなのに】ルセラフィムがバイトした『クレシェンド』ってどんなお店?
亀戸駅から住宅街へ5分ほど歩いたところに、いきなり現れる『珈琲と音楽 クレシェンド』。一見すると普通の一軒家のような外観ですが、中に足を踏み入れた瞬間、そこはまるで別世界。
圧巻なのは店内に並ぶ大量のスピーカーとアンプの数々。「これは絶対音楽好きの頑固オヤジが経営していて、余計な私語は禁止に違いない…」と身構えてしまいそうですが、実際はその真逆。オーナーの金森静夫さんは驚くほど気さくな方で、公式HPにも「アンプとスピーカーがいっぱいあるだけの普通の喫茶店です」と記されています。
元々は金森さんのご両親が営むダンスホールだった広々とした空間。そこに中学生の頃から自作し続けたアンプ(なんと今までに30台以上!)やスピーカーを配置した、オーディオマニア垂涎の環境です。
「どうして今でもアンプを作り続けるんですか?」という質問に「昔買い込んだ真空管がたくさんあるから形にしてあげたい」と答える金森さんの純粋さに、どこか心打たれます。
「クレシェンド」イチオシ名物メニューを解説!【ニノなのに】
コーヒー(シティブレンド/フレンチブレンド)
コーヒーは2種。500円。注文ごとに豆を挽き、一つ穴ドリッパーで淹れてくれる本格仕様。カップは老舗・ノリタケ。シティブレンドは雑味なしのすっきり感、フレンチはしっかりした苦味で濃厚。派手な酸味や甘味でごまかさない、むしろ「地味なのに印象的」。
味に余計な脚色がないので、音楽と一緒に“考えごと”してしまいたくなる一杯。甘味系が無いのは意外ポイント。ただし「持ち込みOK」、この脱力ぶりが都会的。
名物・カレーライス
「奥様の手作りで、作るたびに味変」という“家カレー”。価格は単品で700円前後、サラダとコーヒー付きで1000円弱のセットに。
具が大きめ、程よい辛さで素直な味。カフェカレーの尖りや“映え”感は無い――が、それが逆に貴重。プロの料理人が作る「これぞ家庭のルー」、つまり「家以上、専門店未満」の正直な美味しさ。最近では、こういう“ジャスト普通”に出会える方がレアです。




※価格は変動する場合があります。お店でお確かめください。
実際に食べた人たちの口コミってどう?
訪問客のレビューを見ると「音楽」と「空間」を評価する声が多いのが特徴的です。
「オールディーズのポップスが流れる空間でゆったりと過ごせる」
「店内は広く、自分の時間を大切にできる場所」
「オーディオマニアでなくても、なんとなく良い音楽が心地よい」
コーヒーについては
「すっきりとして飲みやすい」
「ていねいに淹れられている感じがする」
まとめ:【ニノなのに】で話題!『クレシェンド』は”本物の趣味人”におすすめ
「ニノなのに」の企画でルセラフィムがバイトした店として一躍脚光を浴びた『クレシェンド』ですが、実はその魅力は表面的な話題性だけではありません。
- マニアックな音響設備と居心地の良さが共存する珍しい空間
- こだわりのコーヒーと素朴な家庭料理が楽しめる
- 私語OK、持ち込みOKという自由な雰囲気
大切なのは、テレビの企画で一時的に押し寄せる人波に流されるのではなく、この店が26年も続いてきた本質的な魅力を理解すること。「だんだん強く」という意味を持つ店名「クレシェンド」のように、時代の流れに沿って変化しながらも本質を守り続ける姿勢に、むしろ感動を覚えます。
もしあなたが「推し」に会いたくて訪れるなら、せめてコーヒーの味と流れる音楽にも耳を傾けてみてください。そうすれば、きっとこの店の本当のファンになること間違いなしです。
『珈琲と音楽 クレシェンド』の基本情報とアクセスは?
- 店名:珈琲と音楽 クレシェンド
- 住所:東京都江東区亀戸5-20-6
- 電話:03-3682-1414
- アクセス:JR亀戸駅(北口)徒歩約5分
- 営業時間:9:00~21:00(日・祝 9:00~19:00、閉店45分前に看板消灯)
- 定休日:木曜日・金曜日
- 価格帯:コーヒー500円前後/カレーセット1000円未満
- サービス特徴:持ち込みOK、喫煙可能、私語OK、広めの空間、音楽が主役
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