「マツコの知らない世界」で紹介されたローカル飲食チェーン店の
場所や、名物メニューは?お取り寄せ情報も!
と、思わずテレビに見入ったあなた。ぜひ最後までご覧ください。
はい、というわけで今回も、全国の地方都市60カ所以上を実際に飛び回って磨いた好奇心アンテナを持つ「ことばと」がお伝えします。最後までよろしくお願いします。
【マツコの知らない世界】北海道・帯広のカレーショップ『インデアン』!
帯広市民に「カレー屋さんといえば?」と聞けば、ほぼ全員が「インデアン!」と即答するほどの愛されチェーン。1968年創業、帯広市内を中心に複数店舗を展開し、地元では“カレー=インデアン”が常識です。細かい話ですが「インディアン」じゃなくて「インデアン」です。
何より素敵なのが、このお店のコンセプト。なんと「帯広で2番目に美味しい店」を目指しているんだそう。なぜ1番じゃないの?と思ったら「妻と母の料理が一番おいしいから」だって!ちょっとキュンとしちゃいました。家庭の味を大切にする心意気、素敵じゃないですか?
【北海道】カレーショップ『インデアン』の名物メニューは?
インデアンの看板メニューは、ズバリ『インデアンカレー』です。十勝平野で採れた新鮮な野菜がたっぷり入った、具だくさんのカレー。年間なんと約300万食も売れているんだとか!それって日本人の約40人に1人が食べている計算になりますよね。すごすぎる…。
638円〜というお財布に優しい価格も人気の秘密。で、おもしろいのがテイクアウトスタイル。地元の人たちは鍋を持ってお店に行き、その鍋にカレーを入れてもらうのが当たり前なんですって!最初は「え?鍋持ってカレー屋さん行くの?」って思いますよね。でも考えてみれば、そのまま温め直せるし、プラスチック容器も使わないからエコ。なんて実用的で素敵な習慣なんでしょう!
北海道・帯広『インデアン』の基本情報!お取り寄せはこちらから。
現在、帯広市内を中心に複数店舗を展開。1968年に1号店がオープンして以来、半世紀以上の歴史を持つ老舗チェーンです。公式サイトによると帯広市内に本店を構え、市内各所に支店を展開しています。
【マツコの知らない世界】新潟のイタリアンスパといえば『みかづき』!
新潟で「イタリアン」と聞いてパスタやピザを思い浮かべたら、ちょっと待った!新潟の「イタリアン」は、焼きそばにトマトソースがかかったご当地B級グルメ。昭和35年、甘味処「三日月」から始まった『みかづき』は、今や新潟県民のソウルフード。フードコートやショッピングモールで見かけると、つい足を止めてしまう存在です。
【新潟】『みかづき』の名物メニューは?
みかづきの名物は何と言っても『イタリアン』!自家製の太麺にキャベツ・もやしをたっぷり合わせて特製ソースで炒め、粉チーズと白生姜(赤じゃないのがポイント!)を添えて、最後に特製トマトソースをかけたもの。一見ミスマッチな組み合わせなのに、これが不思議と調和しているんです。
トマトソースはケチャップじゃないんですよ。トマトペーストをベースに、玉ねぎをじっくり炒めて引き出した自然な甘みが特徴です。他にもカレーソースやホワイトソースなどバリエーションも豊富で、季節限定メニューも楽しみの一つ。
野菜たっぷりでビタミン・ミネラル・食物繊維が摂れるので、「罪悪感なく食べられる焼きそば」として女性からの支持も高いんだとか。これ、ダイエット中のご褒美にいいかも…!
新潟『みかづき』の基本情報!
「みかづき」は新潟市を中心に展開するイタリアンスパゲティの専門店。公式サイトによると新潟県内に複数店舗を展開しています。本店は新潟市中央区古町にあり、JR新潟駅からバスで約15分の場所に位置しています。創業以来、地元の人々に親しまれ、今や新潟を代表するソウルフードの提供者として知られています。
『みかづき』のライバル店、新潟・フレンドの記事はこちら👇

【マツコの知らない世界】茨城・ゲームセンターがあるラーメン店『にんたまラーメン』!
「ラーメン食べた後、ちょっとゲームでもしていこうか~」なんて会話、普通はありえないですよね。でも、茨城ではそれが日常なんです!茨城のローカルチェーン「にんたまラーメン」は、店内にゲームセンターが併設されている珍しいお店。
しかも驚くべきは、多くの店舗が24時間営業で、駐車場も広大!大型トラックもらくらく停められるので、トラックドライバーさんたちの強い味方になっているんだとか。中には長距離運転の疲れを癒すためのシャワー室まで完備している店舗もあるそうです。
「ラーメン屋さん」の概念を軽く超えてますよね。茨城ドライブの際には、ラーメン食べた後にUFOキャッチャーに挑戦してみてください。
【茨城】『にんたまラーメン』の名物メニューは?
『にんたまラーメン』の名物は、なんといっても熟成玉子麺を使った濃厚スープのラーメン。50年以上の製麺業の歴史がある会社が運営しているだけあって、麺へのこだわりは半端ないんです!
一番人気のメニューはにんにくたっぷりの特製スープラーメン。このにんにく、不思議としつこさがなく、旨みたっぷりなんだそう。食べた人の感想としては「元気と健康がみなぎる」との声も。長距離ドライバーさんが好むのもうなずけますね!
ラーメン以外にも餃子や丼物などのサイドメニューも充実しているので、小腹が空いたときにもぴったり。深夜でもしっかり食事ができる強みは、夜遅くまで仕事をしている人にとっての救世主ですね。
茨城『にんたまラーメン』の基本情報!
『にんたまラーメン』は茨城県を中心に、千葉・埼玉・石川・大阪・岩手にも展開するラーメンチェーン。茨城県内に最も多くの店舗を構えています。多くの店舗が国道沿いに位置し、24時間営業と広大な駐車場が特徴です。本社は茨城県にあり、地元密着型の経営を大切にしているようです。
【マツコの知らない世界】長野・中華ファミレス『テンホウ』!
長野県のソウルフードといえばラーメンと餃子が名物の『テンホウ』。その魅力は、創業から変わらぬ味と安心価格。長野県諏訪市の本社工場で一括仕入れ・仕込みをすることで、どの店舗でも同じクオリティのものが食べられるんです。地元の人の「美味しいものを安全に、しかも安心価格で」という願いに応えてきた、まさに地域の宝とも言えるお店なんですよ。
地元の人に愛され続けているローカルチェーンって、その土地の文化そのものを体験できる場所だなって思います。テンホウも長野の食文化を支える重要な存在なんですね。
【長野】『テンホウ』の名物メニューは?
テンホウの看板メニューといえば、ラーメンと餃子。ガッツリと肉揚げラーメンも人気。それとラーメンとソフトクリームのセットという不思議な組み合わせもありまして、これ、定番メニューらしいんです。定食やソースカツ丼、中華丼もありますよ。
長野『テンホウ』の基本情報!
『テンホウ』は諏訪市を中心とした長野県のラーメンと餃子のチェーン店。公式サイトによると、本社および本社工場は長野県諏訪市に位置しています。県内各地に店舗を展開し、地元の人々の食生活に深く根付いています。
全店舗で統一された味を提供するために、本社工場での一括仕入れと調理の一部工程化を行っているのが特徴です。長野を訪れた際には、地元の人々が日常的に通う本物の「長野の味」を体験できる貴重なスポットと言えるでしょう。
【マツコの知らない世界】三重・四日市のお弁当屋さん『おにぎりの桃太郎』!
「おにぎり屋さん」って、コンビニやスーパーで買うイメージが強いですよね。でも三重県には「おにぎり専門店」として愛され続けるチェーン店があるんです。その名も『おにぎりの桃太郎』!
この「おにぎりの桃太郎」、1976年の創業なんですが、面白いのはその誕生秘話。創業者の上田輝一さんがアメリカに行ったとき、ドライブインやハンバーガーショップを見て「日本のファストフードはおにぎりだ!」とひらめいたんだそう。なんだかロマンがありますよね〜。
現在は三重県内に16店舗も展開していて、地元では「おにぎり=桃太郎」という方程式が成立しているほど。「四日市といえば?」と聞かれたら、まず「おにぎりの桃太郎!」と答える地元民も多いとか。まさに地域に根付いたソウルフード店なんですね。
【三重】『おにぎりの桃太郎』の名物メニューは?
『おにぎりの桃太郎』では、もちろんおにぎりが主役!でも普通のおにぎりじゃないんです。「米・水・火力・ほぐし(塩〆)・冷やし」という5つのこだわりポイントがあるんですって。
使用しているお米は三重県のブランド米「結びの神」。地産地消を大切にしているんですね。水にもこだわり、ミネラル分をキープした特別な浄水器を使用。それを強い火力で一気に炊き上げ、三重県尾鷲市のミネラルたっぷりの塩でほぐして、すぐに冷やすことでおいしさをぎゅっと閉じ込めるんだそう。
種類も豊富で、定番のおかかや梅干しから、地元の特産品を使った変わり種まで揃っています。おにぎりだけでなく、お弁当やお惣菜、甘味なども販売していて、小さなお子さんからお年寄りまで幅広い世代に愛されているんですって。
「ファストフード=おにぎり」という発想、今考えると本当に素晴らしいですよね。ヘルシーで手軽で、しかも日本人の心のふるさとみたいな食べ物ですもの。
三重『おにぎりの桃太郎』の基本情報
「おにぎりの桃太郎」は三重県四日市市を中心に、県内に16店舗を展開するおにぎり専門チェーン店です。1976年に創業され、現在では地元の方々の日常に欠かせない存在となっています。
地元のお米を使い、徹底した品質管理のもとでおにぎりを提供している点が特徴です。観光で訪れた際は、三重県の味を手軽に楽しめる貴重なスポットとなるでしょう。

【マツコの知らない世界】九州の佐賀ちゃんぽん『井手ちゃんぽん』!
「ちゃんぽんといえば長崎!」でしょうが、佐賀県にも地元民に愛される『井手ちゃんぽん』というちゃんぽん専門店があるんです。しかもその歴史、なんと昭和24年から!戦後まもない時期から愛され続けているなんて、すごいですよね。
井手精市郎さんという創業者は、佐賀県の北方(きたがた)に疎開。戦後「千十里食堂」という名前でお店を始めました。当時のメニューは丼物、弁当、仕出し、かき氷…そして「ちゃんぽん」。
このちゃんぽんがとても評判になり、いつしか店のことを「井手ちゃんぽん」と呼ぶお客さんが増えてきたんだそう。そして昭和55年、二代目の時に正式に「井手ちゃんぽん」という店名に変更したんですって。今は三代目になり、伝統の味を守りながら進化させているんだとか。家族の歴史そのものが、お店の歴史になっているなんて素敵ですね。
【九州】『井手ちゃんぽん』の名物メニューは?
『井手ちゃんぽん』の名物は、もちろん「ちゃんぽん」です!でも長崎ちゃんぽんとは一味違うんですよ。特徴は何といっても、どんぶりからこぼれそうなくらいの山盛り野菜!最初見たときは「こんなに食べられるかな…」と思うようなボリュームです。
でもその野菜、中華鍋で強火でささっと炒めることで、シャキシャキとした食感と野菜本来の旨みを閉じ込めているんです。そしてスープはとんこつベースのこってりタイプ。野菜の甘みとスープの旨みが絶妙にマッチして、気がつけばペロリと完食してしまうほどの美味しさなんだそう。
70年間変わらない味を守り続けてきた秘訣は、野菜の炒め方にもあるようですね。炒めた野菜をスープで軽く煮込むことで、野菜の旨みとスープが一体化するんですって。野菜たっぷりでヘルシーなので、女性にも大人気のメニューなんだそうですよ。
九州『井手ちゃんぽん』の基本情報!
『井手ちゃんぽん』は佐賀県を中心に展開するちゃんぽん専門店。昭和24年に佐賀県北方に「千十里食堂」として創業し、昭和55年に現在の店名となりました。現在は佐賀県内を中心に、福岡県や長崎県にも店舗を展開しています。
本店は佐賀県北方町にあり、佐賀駅からは車で約30分ほどの場所に位置しています。創業から70年以上の歴史を持ち、地元の人々に愛され続けている老舗店です。九州旅行の際は、本場長崎のちゃんぽんとはまた違った、佐賀ならではのちゃんぽんを味わってみる価値がありますよ。

カップちゃんぽんですが…👇
まとめ!全国のローカル飲食チェーン店が教えてくれる地元の味
今回は『マツコの知らない世界』で紹介された全国各地のローカル飲食チェーン店をご紹介しました。どれも地元の人に愛され続けている、その土地ならではの味ですね。
ローカルチェーン店の魅力をまとめると…
- 長年愛され続ける「変わらない味」があること。
- 地元の食材や食文化を大切にしていること。
- 地域の人々の生活に密着した工夫(鍋テイクアウトやドライバー向け設備など)があること。
- どこか懐かしく、心温まるストーリーがあること。
- その土地ならではの味わいがあること。
旅行というと観光スポットに目が行きがちですが、その土地のローカルチェーン店で食事をすることも、地元の文化を知る素敵な体験になりますよね。「あそこの〇〇食べた?」と地元の人が誇らしげに勧めてくれるお店には、必ずその土地の歴史や人々の思いが詰まっているものです。
次に旅行に行く際は、ぜひその地域ならではのローカルチェーン店を探してみてください。きっと旅の思い出がもっと豊かになりますよ。
あなたの次の旅がさらに美味しい思い出で満たされますように…。ありがとうございました!
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