長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)町『さいとう宿場』ってどんなお宿?
場所は?雰囲気は?価格は?
気になりますよね、東彼杵(ひがしそのぎ)の「さいとう宿場」。お宿はどこにあるんでしょう?味は?メニューは?さぁ、あなたの好奇心を満たしますよー!
はい、というわけで今回も、全国の地方都市60カ所以上を実際に飛び回って磨いた好奇心アンテナを持つ「ことばと」がお伝えします。最後までよろしくお願いします。
【人生の楽園】長崎県・キャリアウーマンと企画のプロが作った交差点『さいとう宿場』
東彼杵町(ひがしそのぎまち)。地図で見ると長崎県のちょうど真ん中あたり、大村湾に面した静かな場所です。この町を知ったのは、きっと多くの人が「人生の楽園」がきっかけかもしれません。
宿のオーナー齊藤仁さんと晶子さんは、50歳という人生の分岐点で決断をしました。仁さんは店舗や博物館の企画・施工を手がける会社の責任者、晶子さんは外資系IT企業勤務という、いわゆる「都会のキャリア組」。その二人が「暖かくて海の見える場所で暮らしたい」という夢を掲げ、なんと揃って早期退職。四国、九州、沖縄と旅して辿り着いたのが東彼杵町だったのです。
偶然が重なり、地域おこし協力隊として働き始めた仁さんは、町に宿泊施設が不足していることに気づきます。そこで空き家だった元旅館を借り、なんと1年以上かけて自分たちの手で改装。2019年に「さいとう宿場」を開業しました。名前の通り、人と人が交わる「宿場町」のような場所にしたいという思いが込められています。
【人生の楽園】長崎・東彼杵(ひがしそのぎ)「さいとう宿場」の魅力は海と鉄道と人との距離感
「さいとう宿場」の最大の魅力は、なんといってもその立地。JR千綿駅から徒歩1分という場所にあり、窓からは大村湾と鉄道が一望できます。わたしはまだ訪れていませんが、夕暮れ時には海に沈む夕日と列車のシルエットが重なる絶景が見られるとか。これは、インスタ映えというレベルを超えた「人生映え」ですよ。
宿は3部屋からなるゲストハウス・スタイル。和室「山茶」、洋室「月光」、和洋室の「空海」と、名前からしてもう詩的です。部屋はシンプルながら味わいがあり、改装前の旅館の面影を残しつつ、居心地の良さを大切にした空間になっています。
トイレ・シャワーは共用で、アメニティの持参が必要など、高級旅館のような完璧な快適性は求められません。でも、それがかえって「親戚の家に泊まるような気分」を生み出しているのかもしれません。
宿泊者以外も利用できるCafe/Barラウンジでは、晶子さんお手製の和朝食や長崎名物皿うどん、宴会料理などが味わえます(要予約)。地元の旬の食材を使った料理は、まさに「東彼杵町の食の案内人」。
都会の旅館と違うのは、宿が地域との接点になっていること。「ただ来て終わるのではなく、次に繋がるようなリアルな体験」ができる場所なのです。宿で知り合った地元の人に案内してもらったり、お茶農家を訪ねたり。この土地でしか体験できない時間が待っています。
「さいとう宿場」の口コミから見えるリアルな評判
ネットの口コミを見てみると、「さいとう宿場」の評価は概ね高いようです。特に評価が高いのは、オーナー夫妻の温かいホスピタリティと、周辺の景観の素晴らしさ。「海と鉄道が同時に見える景色は他にない」という声が多く、千綿駅の風景と合わせて「映画のワンシーンのよう」との感想も見られます。
予約は公式サイトやSNSから可能ですが、人気の週末は早めの予約がおすすめ。特に「千綿駅の風景を楽しみたい」という方は、鉄道ファンも多く訪れるため、前もって確保しておくと安心です。
お宿は #長崎友箱 を頂いたさいとう宿場さん #長崎友輪家 pic.twitter.com/rTcCa1dkMr
— 髙橋広野|NEIGHVERSE|NIKKO (@Koya0603) March 8, 2023
長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)町「さいとう宿場」へのアクセスと予約は?
千葉県南房総市というと、ちょっと遠いイメージがあるかもしれませんが、実はアクアラインや高速道路を使えば、都心から1時間半ほど!週末旅行にもぴったりの距離感なんです。
- 住所:長崎県東彼杵郡東彼杵町駄地郷1662-8
- 電話番号:0957-47-9723
- アクセス:JR大村線「千綿駅」より徒歩1分、長崎空港から車で約40分
- 部屋タイプ:和室、洋室、和洋室の3室
- 料金:素泊まりプランから各種体験プランあり
- 予約方法:公式サイト、LINE、Instagram、
- 楽天トラベル
【人生の楽園】で話題!「さいとう宿場」こんな人におすすめします
齊藤夫妻が50歳で人生を再設計したように、「さいとう宿場」は訪れる人にも何かを考えるきっかけを与えてくれる場所のようです。このような方におすすめしたいです:
- 人生の岐路に立っていて、新しい生き方のヒントが欲しい方
- 観光地巡りよりも、地域の人との交流を大切にしたい旅人
- 鉄道と海の絶景を眺めながら、静かな時間を過ごしたい方
- 長崎の観光地を巡る拠点として、地元の暮らしを感じられる宿を求める方
- SNSの「いいね」より、心の「いいな」を増やしたい方
東京から遠く離れた長崎の小さな町で、夫婦が紡ぐ第二の人生。私たちがただのお客としてではなく、その物語の一部になれるのが「さいとう宿場」の魅力なのかもしれません。
いつか千綿駅のホームに降り立ち、齊藤夫妻に「ことばとです!」と挨拶する日を夢見て、今日はここまで。
ありがとうございました。

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