で、かんがえたのが、
このはんけい45ふんつあー。
「竈門炭治郎」ファンにもおすすめのたび、
いってきたよ!
はい、というわけで今回も、全国の地方都市60カ所以上を実際に飛び回って磨いた好奇心アンテナを持つ「ことばと」がお伝えします。最後までよろしくお願いします。
【半径45minの旅】博多駅からも、天神からも、直通アクセス!
太宰府旅へGO!
言わずと知れた「太宰府天満宮」。ことばと的にも遠足や受験シーズンに何度も行きました。でもね、まだまだ行ってみると知らない太宰府があるんです。さぁ、行くたびに発見がある太宰府へ!
- 博多駅から→駅前の博多バスターミナルから太宰府天満宮直通の太宰府ライナーバス「旅人(たびと)」
- 博多駅から→JR鹿児島本線のふつうの電車(JR『二日市』駅下車のりかえ)
- 天神エリアから→西鉄天神大牟田線『福岡(天神)』駅発『太宰府』駅着の太宰府観光列車「旅人(たびと)」
または、西鉄天神大牟田線の特急、急行電車 - 太宰府市内を走り回るコミュニティバス「まほろば」号(100円均一!)
- 九州国立博物館へつながるロングエスカレーター(笑)
「旅人」は、ばすもでんしゃもあるからまちがえないでね。
はかたはつは「バスの旅人」、
てんじんはつは「でんしゃの旅人」とおぼえてください。
まずは、博多駅発ルートから解説!
太宰府ライナーバス「旅人」は、博多駅と太宰府天満宮を結ぶ直通バスです。予約なしで乗れます。片道700円で、福岡市内のバス1日フリー乗車券やいろんな施設の割引がセットになった2100円のお得なきっぷもあります。
のりばは博多バスターミナルの1階11番のりば。福岡空港行きのバスも11番のりばなのでわかりやすいけど、大きなバッグを持った人でごった返していますのでご注意を。荷物は極力抑えてね。
降りればそこが太宰府天満宮の入り口。所要時間は約40分。太宰府駅前、天満宮の鳥居前に着きます。
ちなみに、JRで太宰府に行くには…
JR鹿児島本線下り普通電車(各駅停車・快速)で、JR『二日市』駅へ(20分ちょい)。駅前の路線バス、西鉄二日市駅行きにのりかえて(約6分/バス便は豊富にあります)、『西鉄二日市』駅でさらに電車でのりかえ『太宰府』駅到着(約8分)です。
そして天神発ルートは?
福岡(天神)発の観光太宰府列車「旅人」は希少なのでご注意!
『福岡(天神)』駅発の太宰府観光列車「旅人(たびと)」は、平日9:42発の1本のみ。直接西鉄太宰府線にのりいれた後は、太宰府〜二日市間を往復しています。なので、それ以外は急行の太宰府行き、または特急や急行の下りで『西鉄二日市』駅でのりかえとなります。所要時間はのりかえ時間も含め、35分くらいです。
あ、にしてつはとっきゅうけんはありません。そのままのれます。
「旅人」じゃないけど開業100周年記念ラッピング電車に乗れました。
福岡(天神)〜西鉄二日市間は幹線中の幹線ですから豊富にあります。ただし、各駅停車は時間がかかるので急行や特急に乗りましょう。
いよいよ、太宰府天満宮、うらみち、よりみち、わかれみち探索!
まずは、お約束の参道をどうぞ。お土産屋さんがならび、梅ヶ枝餅の匂いが漂います。この風景は、神社仏閣の参道あるあるですね。
ふと、行列発見!何の行列かというと…この牛を撫でると受験に合格するとか…。
さらに本殿へと行く前に…参道から外れてわかれみち。右に進むと…
参道からのわかれみち!「だざいふ遊園地」と「九州国立博物館」
「だざいふ遊園地」とは、昔からあるレトロな遊園地です。あえてレトロを狙ってるわけではなく(たぶん)、天然レトロです。ある意味、歴史的建造物群です(笑)。小学生のときに遠足で行ったなぁ。
それと「九州国立博物館」の入り口があります。なが〜いエスカレーターを登ると、「九州国立博物館」がどーんとそびえます。その姿はぜひ行ってからのお楽しみってことで、写真は省略。
博物館の傍にには「旅人」の由来となった大伴旅人の歌碑がひっそりと。
では、先ほどのわかりみちの分岐点に戻って、本殿でお参りをすませて…
ここからが、いよいよ「静寂の太宰府」編!
さぁ!お参りをすませたら、参道のうらみち「光明禅寺」へ。
光明禅寺とは、太宰府の参拝客でにぎわう参道に並行したうらみちとも呼べる通りにひっそりと佇むお寺です。九州で唯一の石庭苔寺で、枯山水の庭がお見事。
お寺を出て左手にまっすぐ歩くと太宰府駅に戻ります。
左手に進みます。
【鬼滅の刃】よりみちスポット!あの「竈門神社」へ行こう!
アニメ「鬼滅の刃」の主人公、竈門炭治郎の由来と言われる「竈門神社」は、太宰府駅前のバス停からコミュニティバスに乗って約8分で行けます。ただし!のりばは駅前すぐのバス停ではなく、道を渡った向こう側のバス停です。詳しくは写真を見てね。↓
終点の『内山(竈門神社前)』バス停で降りたら竈門神社はすぐです。宝満山の登山口もあるので、登山者もお見かけします。階段を登って竈門神社へ。緑がいっぱいです。
さて、参拝をすませて1時間くらい散策すればだいたい戻りのバスあるかなというダイヤです。で、ここから出てるバスは『西鉄都府楼駅前』行きのみ。それでは、このバスに乗って次のよりみちスポット観世音寺と坂本神社へ。先ほど乗った太宰府駅前を通過して降りるバス停は『観世音寺前』です。
ここでちょっとしたコツですが『観世音寺前』停はちょっと遠回りするので手前の『五条(郵便局前)』停で降りて観世音寺まで歩いた方が早いです。このあたりは、コミュニティバスならではの市民にやさしい細やかな路線ってことで。もちろんそのまま乗っててもいいんですけどね。ずっと乗ってる場合の所要時間は約26分。途中で降りて歩くと10分くらい節約できます。天満宮周辺は混雑気味なので遅延具合を見ながら、ご判断ください。
観世音寺とは、7世紀後半、天智天皇の発願で母・斉明天皇の供養のために創建されました。完成までに約80年かかったそうです。宝蔵があって、九州最大級の仏像が収められています。
大宰府政庁跡とは、7世紀後半から12世紀後半にかけて存在した役所跡が残る遺構です。都府楼跡とも呼び、九州を統括する行政機関や、大陸との外交と防衛の拠点として機能していました。現在では緑がまぶしい公園となっており、先ほどの観世音寺からてくてく歩いて行けます。さらに「令和の里」として一躍有名になった坂本神社に隣接していて、観世音寺〜大宰府政庁〜坂本八幡宮は、歩いて15分ほどです。
「大宰府政庁跡」と「坂本八幡宮」のしゃしんをとりわすれたのは、
ここだけのひみつです。
帰り道は、西鉄『都府楼』駅へ徒歩13分くらいですが、まほろば号で太宰府駅前に戻り、西鉄二日市経由して天神に戻るというルートが無難だと思います。『西鉄二日市』駅は特急や急行も停まるし。
最後によりみち、穴場ランチ!『西鉄二日市』駅から歩2分「ころしのカレー」!
物騒な名前ですが、おなか空いたのでふらふら歩いていると見つけてしまいました。個人的には、このカレーを食べるためだけに二日市に行くだろうなと思うくらいうまかったです。
ライスが飛んでしまった。写真下手だな…
おつかれさまでした!竈門神社と太宰府旅はいかがでしたか?
いまや世界的に学問の神様として有名になった太宰府天満宮と太宰府市。ここで「大宰府政庁」には「、」がないのが気になりますが理由は諸説あるようで、地名は「太宰府」、古代の役所や遺跡は「大宰府」と区別されているようです。
多くの人が行き交い、いつも賑やかな太宰府天満宮とその周辺ですが、ちょっと足を伸ばせば静寂の歴史ロマンが楽しめます。ぜひぜひ、もうひとつの太宰府を探訪してください。
さいごまでありがとう。
それじゃ、いいたびを!
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