草津温泉・熱乃湯『湯もみショー』ってどんなイベント?
場所は?人気のメニューは?口コミは?
気になりますよね、草津温泉『熱乃湯の湯もみショー』。お店はどこにあるんでしょう?味は?メニューは?さぁ、あなたの好奇心を満たしますよー!
はい、というわけで今回も、全国の地方都市60カ所以上を実際に飛び回って磨いた好奇心アンテナを持つ「ことばと」がお伝えします。最後までよろしくお願いします。
【相葉ヒロミのお困りですカー?】が紹介した「湯もみショー(熱乃湯)」ってどんなとこ?
草津温泉のシンボル・湯畑のすぐ目の前に建つ「熱乃湯(ねつのゆ)」。ここで開催される湯もみショーは、江戸時代から続く伝統技法を観光イベントとして昇華させた、まさに草津温泉の名物パフォーマンスです。
約50度もある草津の源泉を、水で薄めずに適温まで冷ます──そのために考案されたのが「湯もみ」という手法。180cmもある木の板で湯をかき混ぜるという、なんとも力仕事な伝統なんですよね。熱乃湯では、この湯もみを「草津節」に合わせた踊りとともに披露。威勢のいいかけ声と湯しぶき、そして会場を包む湯けむりが一体となって、観客を一気にタイムスリップさせてくれるんです。
番組では相葉くんとヒロミさんが事前練習で苦戦しながらも、本番で観客を歓喜の渦に巻き込んだわけですが、あの板、見た目以上に重いし、タイミングを合わせるのも至難の業。でもだからこそ、毎日ショーを担う方々の技術と情熱には頭が下がるんですよね。
なぜ『湯もみ娘』は担い手不足なの?
番組で相葉くんとヒロミさんが駆けつけた理由、それは深刻な担い手不足。華やかな湯もみショーの裏側には、いくつもの課題が重なってるんですよね。
まず、草津温泉全体が観光業の人手不足に悩まされてます。観光客数はコロナ禍前を大きく超えてる一方で、コロナ禍で観光産業が打撃を受けて離職者も多く、観光関連業に携わる人の数は減少傾向にあります。温泉街は都心部から離れてるから他地域から就労を希望する人が集まりにくいという面も。
そして湯もみショーならではの事情もあります。180cmもある重い木の板を、1日6回のショーで何度も振り続けるのは、想像以上の重労働。募集条件を見ると「心身共に健康であること」が必須で、基本3時間のシフト制とはいえ、ショー出演には相当な体力が求められます。しかも募集は女性のみという条件もあり、採用の間口が狭くなっています。
高温の湯から立ち上る湯けむりの中で、草津節のリズムに合わせて板を振り続ける──美しく見える舞台裏には、毎日の筋力トレーニングや練習、そして何より強靭な体力が不可欠。伝統を守り続けることの尊さと同時に、その大変さも感じずにはいられませんよね。
【相葉ヒロミのお困りですカー?】「湯もみショー」のある草津温泉とは?
さて、草津温泉といえば、日本三名泉の一つ。有馬、下呂と並び称される天下の名湯です。「恋の病以外は治せぬ病はない」とまで言われたその泉質は、pH2.1という驚異の酸性度。なかなかの殺菌力らしいです。
そして、毎分32,300リットル以上という自然湧出量は日本一。ドラム缶にして1日約23万本分ですよ。スケールが違いすぎて想像が追いつかないレベル。だからこそ、草津の旅館や温泉施設では当たり前のように「源泉かけ流し」が楽しめるわけです。
そんな草津温泉の顔が、温泉街の中心にある「湯畑」。毎分4,000リットルの温泉が湧き出し、年中無休で湯けむりを舞い上げる光景は、何度見ても飽きません。江戸幕府8代将軍・徳川吉宗が江戸城まで湯を運ばせたという逸話も残っているほどの名湯中の名湯。明治時代にはドイツ人医師ベルツ博士が科学的にその効能を証明し、国際的にも名が知られるようになりました。
ちなみに、草津温泉には「ゆもみちゃん」という永遠の22歳(!)の観光大使がいらっしゃいます。明るくて元気、でもちょっとオッチョコチョイという、なんとも愛らしいキャラクター。Xでは1.5万人ものフォロワーを抱える人気者で、「いつか会いたいじゃなくて、今愛にきてね」というキャッチフレーズが秀逸すぎる。会いに行くしかないでしょ、これは。
10月のゆもみん予定♨️
— ゆもみちゃん♨️ (@yumomi_chan9325) September 30, 2025
【通常グリ】
8.10.13.22
15時〜町内各所
【イベント】
4→大宮 11時〜
15→1日警察11時〜湯畑周辺
18→どっと楽市 9時〜16時
(グリ時間当日発表)
26→フォトロゲイニング
31→夢の灯り
秋の草津温泉🎃🍁🍄🌰
一瞬なので🫶お見逃しなくっ💕︎ pic.twitter.com/5YaXNuRell
「湯もみショー」のクチコミから見えるリアルな評判
実際に訪れた方々の声を集めてみると、「想像以上に迫力があった」「草津節のリズムと掛け声が頭から離れない」といった高評価が目立ちます。特に前列で観覧した方からは「湯しぶきが飛んできて臨場感がすごい」「汗が出るほどの熱気を感じた」という声も。
「湯もみショー」観覧のコツを紹介!
狙い目は断然、朝一番の9時30分の回か、夕方の最終回(16時以降)。朝は宿泊客が朝食後にのんびり向かう時間帯で比較的空いていて、雰囲気も落ち着いています。夕方は観光客が次の目的地へ移動し始める時間帯なので、人数が分散されやすいんですよね。写真撮影をじっくり楽しみたい方にも、この時間帯はおすすめです。
チケットは予約不要ですが、各回の30分前から販売開始。良席を確保したいなら、平日でも20〜30分前、土日祝なら40分前には到着しておくのが賢明です。寒い時期にはカイロやブランケット、夏場には帽子や飲み物を持参すると、並んでいる時間も快適に過ごせますよ。
ショーの所要時間は約30分。草津節に合わせた踊りから始まり、メインの湯もみ実演、そして最後には希望者が参加できる湯もみ体験コーナーも。体験参加できる人数には限りがあるので、興味のある方は早めにスタッフに声をかけてみてくださいね。子どもから大人まで楽しめて、記念撮影にもぴったりです。
「熱乃湯」へのアクセスと営業情報
- 住所
群馬県吾妻郡草津町草津414 - 電話番号
0279-88-3613 - 営業時間
9:30〜16:30(季節や曜日により回数が異なるため、公式サイトで事前確認を) - 料金
・「湯もみと踊り」ショー:大人700円、小学生350円
・湯もみ体験:300円(小学生以上) - アクセス
草津温泉バスターミナルから徒歩約3分。湯畑のすぐ目の前という好立地です。 - 公式サイト
草津温泉「熱乃湯」(https://www.yumomi.net/)
なお、宿泊施設のフロントで割引券を配布していることもあるので、チェックイン時にひと声かけてみる価値あり。周辺の観光施設とのセット券や共通チケットも、観光案内所やバスターミナルで取り扱っていることがあるので、お得に楽しみたい方は要チェックです。
【相葉ヒロミのお困りですカー?】で話題!「熱乃湯」はこんな人におすすめ
- 草津温泉の歴史と文化を肌で感じたい方
江戸時代から続く湯もみの伝統を、ライブパフォーマンスとして体験できる貴重な場所です。 - 家族連れやカップル、友人同士での旅行
約30分のショーは飽きることなく、老若男女問わず楽しめます。湯もみ体験コーナーは思い出作りにもぴったり。 - 混雑を避けてゆったり観覧したい方
朝一番や夕方の回を狙えば、比較的落ち着いた雰囲気で楽しめます。 - 草津節のリズムと湯けむりに包まれたい方
前列で観覧すれば、湯しぶきと掛け声の迫力を全身で感じられます。後方からは全体の構図や演者の動きがよく見え、写真撮影にも最適。 - 番組を見て「行ってみたい!」と思った方
相葉くんとヒロミさんが体当たりで挑んだあのステージ、ぜひ生で体感してみてください。担い手不足という課題を抱えながらも、毎日全力でショーを届けてくれる湯もみガールズの情熱に、きっと心を動かされるはずです。
草津温泉は、温泉そのものの魅力はもちろん、こうした伝統文化が今も息づいている場所。湯もみショーを通じて、その奥深さに触れてみてはいかがでしょうか。湯畑周辺には食べ歩きグルメやお土産屋さんも充実しているので、温泉街散策も一緒に楽しんでくださいね。
それでは、素敵な草津旅行を。ありがとうございました。



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