ドキュメント72時間|愛媛 真夏の10円プール『東雲市民プール』の場所と評判は?

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NHKの人気番組『ドキュメント72時間』。気になる人や場所を3日間に渡り密着して、そこで起きるできごとや人間模様をていねいに切り取っていくドキュメンタリー番組です。
2025年8月29日の放送は、愛媛県新居浜市の10円プールと親しまれる『東雲市民プール』でした。

最近の物価高を軽やかに無視してくるこの「10円プール」。子ども10円、大人60円で、2時間まるっと遊べます。番組で切り取られた3日間の水しぶきは、単なるレジャーを超えて、街の記憶を照らしていました。

「どんな施設なの?」「アクセスは?」気になる情報をお伝えします。

愛媛県新居浜市の10円プールどこ?『東雲市民プール』

というわけで今回は、愛媛県新居浜市の10円プールってどんなとこ?について調べてみました。

はい、全国の地方都市60カ所以上を実際に飛び回って磨いた好奇心アンテナを持つ「ことばと」がお伝えします。最後までよろしくお願いします。

まずは予告編の紹介文です。

“10円プール”の愛称で呼ばれる屋外型の公営プールが、愛媛にある。子ども10円、大人60円のわずかな入場料で、競泳プールから流れるプール、ウォータースライダーまで、思う存分楽しめる。1972年に開業して半世紀、地域の夏の風物詩として親しまれてきた。夏休み直前の子どもたちや、工場での夜勤明けに泳ぐ男性、散歩がわりにプールで歩くお年寄り仲間。老若男女がプールで作る思い出は…?真夏の3日間を見つめた。

https://www.nhk.jp/p/72hours/ts/W3W8WRN8M3/episode/te/G65551Q6XP/
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もくじ

『ドキュメント72時間』で紹介されたのは、愛媛県新居浜市・東雲市民プール。

愛媛県新居浜市にある「東雲(しののめ)市民プール」。なんと1972年にオープンしてから半世紀以上、子どもは2時間たったの10円、大人でも60円で利用できるという、現代の物価感覚を完全に無視した料金設定を貫いています。

最初から10円だったわけではなく、開業当初は子ども料金30円だったそうですが、翌年から10円に設定し、それ以来一度も値上げしていないとか。もはや経済原理を超えた「意地」すら感じますね。この50年で日本円の価値はどれだけ変わったでしょうか。でも東雲市民プールの10円の価値は変わらない。そこには何か詩的なものを感じます。

施設は決して古びれた「安かろう悪かろう」ではなく、流水プール、ウォータースライダー、子ども・幼児用プールなど設備も充実。50mの競泳プールまであるというから驚きです。これは新居浜市の立派な観光資源と言っても過言ではないでしょう。

【ドキュメント72時間】愛媛県新居浜市東雲市民プールの特徴【施設紹介】

すごいのは10円だけじゃない!東雲市民プールの「中身」はいかに。公共なのに、遊びが豊富!

・流水プール 幅7m・一周170m・水深1.0m。
毎分35mでゆっくり流れる「人をサボらせる川」。流れに身を任せるだけで、がんばってる気がするから不思議です。

・ウォータースライダー 高さ約6m・長さ約20mのスライダーが2基。
着水プールは水深0.7m。短距離でもスリルは濃縮還元。大人の理性と子どもの本能が同時に歓声をあげます。

・子どもプール/幼児プール 子どもプールは水深0.1~0.6m。
小さな滑り台や噴水つきで“はじめての水遊び”にちょうどいい。2017年度にできた幼児プール(0.1~0.2m)は水遊び用オムツ可で、家族全員の平和を守ります。

・50m競泳プール 幅20m・9コース・水深1.0~1.6m。
中学生から利用可。部活の調整にも、久々にバサロを思い出す大人にも。

・売店 かき氷、アイス、軽食など。
気温と幸福度が反比例する季節、氷は正義。休憩用テントでクールダウンしつつ、こまめに水分補給を。

『ドキュメント72時間』愛媛県新居浜市・東雲市民プールの口コミは?

この「10円プール」について調べると、利用者からの評価も上々。「安いからといって汚くない」「子どもも安心して遊べる」という声が多数見られます。維持管理もしっかりしているようです。

NHK番組内では、夏休み直前の子どもたちや、工場での夜勤明けに泳ぐ男性、散歩がわりにプールで歩くお年寄りの姿が映し出されていました。一つの施設がこれだけ多様な人々の憩いの場になっているのは、公共施設としての理想形なのかもしれません。

ことばと

ほめてるんだか、でぃすってるんだか、すてきなくちこみ👇

ことばと

たしかににほんいちだろうなぁ…👇

ことばと

しせつもりっぱですよね👇

愛媛県新居浜市の10円プールが教えてくれること【ドキュメント72時間】

公共施設って、何のためにあるんだろう?なんて、ふと考えさせられました。50年以上も値上げせずに運営を続けるというのは、経済合理性だけでは説明できません。そこには「市民の幸せ」という目に見えない価値を大切にする姿勢があるように思います。

今の時代、「収益化」「採算性」という言葉がやたらと重視されます。公共施設だって例外ではなく、指定管理者制度の導入などで「効率的な運営」が求められるようになりました。

でも、効率や収益だけでは測れない価値があるということを、この10円プールは静かに主張しているように感じます。子どもたちの笑顔、高齢者の健康、地域の思い出…こういったものにどう値段をつければいいのでしょうか。

もちろん、運営には税金も使われているでしょうし、経済的な視点も必要です。でも、「公共」という言葉の本質を考えさせられる事例として、この東雲市民プールの存在は貴重だと思います。

まとめ!【ドキュメント72時間】で密着したのは『東雲市民プール』でした。

東雲市民プールの魅力をまとめると『夏の思い出は、値段じゃない!』

  • 中学生以下2時間10円、大人2時間60円という驚異的な料金設定
  • 1972年開業以来、50年以上値上げなしという驚くべき方針
  • 流水プールやウォータースライダーなど設備も充実
  • 家族の思い出が世代を超えて積み重なる地域の宝
  • 公共施設のあり方を考えさせる存在

夏の暑さに悩まされるこれからの季節、こういう場所があることを知るだけで少し心が潤うような気がします。「10円でどれだけのことができるのか」という問いかけに、この東雲市民プールは静かに、しかし力強く答えてくれているようです。

この夏、もし愛媛県新居浜市を訪れる機会があれば、東雲市民プールを訪れてみてはいかがでしょうか。そこで見つける子どもたちの思い出は、きっと10円をはるかに超えるものになるはずです。

炎暑の夏、みなさまもどうかご自愛ください。ありがとうございました。

【ドキュメント72時間】愛媛県新居浜市『東雲市民プール』はどうやって行くの?

  • 住所:愛媛県新居浜市東雲町1‐1‐13
  • 営業期間:2025年7月1日~8月31日(10時~18時)
  • 電話番号:0897-34-1888
  • 料金(2時間)
     大人(高校生以上):60円(延長1時間ごとに+60円)
     子ども(中学生以下):10円(延長1時間ごとに+20円)
  • アクセス
    • :JR新居浜駅から約7分、新居浜ICから約10分(市民体育館隣に無料駐車場)
    • 公共交通機関:バス停「東雲」から徒歩3分
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