島根・安来市『レトロガラスと古道具 びいだま舎』って
どんなとこ?場所は?
どんなものを作っているの?どこで買えるの?
気になりますよね「レトロガラスと古道具 びいだま舎」。さぁ、あなたの好奇心を満たしますよー!
はい、というわけで今回も、全国の地方都市60カ所以上を実際に飛び回って磨いた好奇心アンテナを持つ「ことばと」がお伝えします。最後までよろしくお願いします。
【人生の楽園】が紹介したお店は『レトロガラスと古道具 びいだま舎』!
島根県安来市植田町ののどかな町並みに、ひっそりと立つ『びいだま舎』。
2025年2月、かつて電子部品工場だった空き工場をリノベーションして誕生しました。オーナーは赤尾容子さん。地元・安来市出身で、20代の頃に京都でデザインや広告の仕事をしながら、趣味でステンドグラス制作をしていたそうです。
ある日、知り合いのガラス店から「倉庫を解体するので、この型板ガラス、持っていかない?」と大量のデッドストックを譲り受けたのがすべての始まり。それから20年以上、段ボールの中で眠っていたガラスたちが、ようやく光を浴びる日がやってきます。
びいだま舎では、その昭和ガラスをアクセサリーやトレイ、ランプシェードなどに生まれ変わらせています。店内はまるで美術館と駄菓子屋の中間のような、不思議と心がくすぐられる空間です。
店名の「びいだま」は、ガラス玉を指す言葉。その名の通り、ここでは型板ガラスの魅力が詰まった世界に一つだけの宝物が生まれています。
【人生の楽園】『レトロガラスと古道具 びいだま舎』は何をつくっているの?
『びいだま舎』の主役は、なんといっても昭和30〜40年代に作られた型板ガラス。小花、星、波紋、幾何学模様…眺めているだけで物語が浮かぶ柄たちです。
赤尾さんはステンドグラスの技法を用い、このガラスを切り、組み合わせ、ハンダ付けし、新しい命を吹き込みます。
代表的な作品は――
- 光を通すと影も美しい「パッチワーク風トレイ」
- ガラス越しの柔らかい灯りが部屋を包む「ランプシェード」
- 小さな破片を糸で吊るした、涼やかな音色の「ゆらゆらオーナメント」
- レトロな模様を閉じ込めたアクセサリー類
人気を呼んでいるのが、予約制のワークショップ。好きな柄のガラスを選んでステンドグラスの技法でハンダ付けし、世界で一つだけの作品を作ることができます。「世界でただ1つの作品ができた」と参加者からは大好評。昭和の記憶に自分だけの物語を重ねる贅沢な時間が過ごせるんですね。
【人生の楽園】『レトロガラスと古道具 びいだま舎』はどこで買えるの?
びいだま舎の商品は、基本的に工房兼ショップで直接購入できます。現時点では常設のオンラインショップはなく、イベントやマルシェに出店する際に販売されることもあります。
Instagramで最新情報や出店予定が発信されているので、訪問前にチェックするのがおすすめです。
店を訪れた人々からは
「懐かしい気持ちになった」
「こんな風に生まれ変わるなんて素敵」
「手作りの温かみがある」
という声が寄せられています。SNSでも「#びいだま舎」で検索すると、実際に訪れた方々の投稿写真が。ガラスを通した光の美しさや、ワークショップでの制作風景が伝わってきます。
オーダーメイドの作品制作も受け付けているそうなので、「あのガラスでこんなものを作ってほしい」という願いも叶えてくれるかもしれません。また、使われなくなった型板ガラスの引き取りも行っているので、実家の改装などで出てきたレトロガラスがあれば、新たな命を吹き込んでもらうチャンスかも。
『レトロガラスと古道具 びいだま舎』ギャラリーの場所とアクセスは?
- 住所:島根県安来市植田町346-1
- 電話:090-8208-4531
- 営業時間:
◉shop OPEN
第1,3土&月13:30〜18:00
日 11:00〜17:00
◉ワークショップ
第1,3土&月9:30〜12:30
◉工房開放(リクエスト制作体験)
水 9:30〜、13:30〜 - 定休日:不定休(来店前に公式Instagramを要確認)
- アクセス:JR荒島駅から車で約5分。駐車場あり。
- 駐車場:あり
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まとめ!『レトロガラスと古道具 びいだま舎』の魅力とは?
『びいだま舎』は、忘れられかけていた昭和の型板ガラスに新たな命を吹き込む、まさに「記憶の蘇生工房」です。店主・赤尾容子さんの「このガラスの美しさを知ってほしい」という想いが詰まった空間で、訪れる人はガラスとの新たな出会いを体験できます。
『びいだま舎』の魅力をまとめると:
- 昭和の型板ガラスを現代の雑貨やアクセサリーに再生
- 世界に一つだけのハンドメイド作品が手に入る
- ワークショップで自分だけの作品づくりが体験できる
- オーダーメイドで思い出のガラスを形にできる可能性
- 建物の持ち主・髙野さんとの運命的な出会いなど、人と人をつなぐ不思議な縁の物語
型板ガラスの美しさに気づき、自ら手作りすることで生まれる愛着。そんな特別な体験をしに、安来市の『びいだま舎』を訪れてみませんか?昭和レトロの温かい記憶が、あなたの心にもキラキラと映り込むことでしょう。
あなたの「行ってみたい」が、『びいだま舎』の新たな物語の一ページになりますように。
ありがとうございました。
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