さんま御殿|躑躅森祐子(つつじもり)さんの年齢、経歴、作品は?沈金師とは?

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「躑躅森」って、読めます? 「つつじもり」と読むこの希少すぎる苗字、全国でたった70人ほどしかいないそうで、なんと54画という最も画数の多い名字なんだとか。

4月29日放送の『踊る!さんま御殿!!〜レア名字さんvsメジャー名字さん〜』に登場する「躑躅森祐子(つつじもり ゆうこ)」さん。超レア名字、しかも伝統工芸士で「沈金師」という肩書きまで。これはもう、好奇心が踊り出すしかありません。

というわけで今回は、秋田美人でありながら、伝統の技を現代に伝える唯一無二の女性、躑躅森祐子さんの素顔と、「沈金」の世界を紹介します。

もくじ

躑躅森祐子(つつじもり ゆうこ)さんのプロフィールは?

躑躅森祐子さんは、秋田県湯沢市出身の41歳(2025年4月時点)。「えっ、そんな珍しい名字あるの?」と思わず目を疑ってしまいそうな「躑躅森」という苗字の由来は、まさに由緒正しき家系の証。祖父、父と代々続く漆器職人の家に生まれ、今や希少な女性伝統工芸士として活躍しています。

  • 名前:躑躅森 祐子(つつじもり ゆうこ)
  • 年齢:41歳(2025年4月時点)
  • 出身地:秋田県
  • 職業:川連漆器職人・沈金師(2019年 伝統工芸士認定)
  • 受賞歴:第22回日本伝統工芸士会作品展 東北経済産業局長賞
  • 家族:父・躑躅森 健(伝統工芸士)

身長や血液型、趣味・特技は公式には明かされていませんが、絵を描くことや美術が好きだったこと、クラシックバレエの経験もあったとか。

進路に迷いに迷った高校時代。美術、英語、薬剤師、建築士、バレリーナ…と夢が渋滞する中、父の勧めで見学した「輪島漆芸技術研修所」で沈金の技に出会い、「これだ!」と心が決まったそう。沈金の技術に魅了され、そこから5年間みっちり修行。2019年には難関中の難関、伝統工芸士に認定されました。全国で認定者が4,441名しかいない中、女性はわずか569名という狭き門を突破したんです!

沈金ってなに?沈金師ってどんな仕事??

「沈金(ちんきん)」は、漆器の表面にノミで繊細な文様を彫り、その溝に金箔や金粉を埋め込むという、まさに“失敗の許されない”加飾技法。蒔絵と違い、一度彫ったらやり直しがきかないため、職人の集中力と経験が光ります

ことばと

「つつじもりゆうこ」さん、
ごほんにんのじつえんです。
すごいこまかいさぎょう!

制作工程は、下絵→彫り→漆の摺り込み→箔置き→乾燥→仕上げ。ノミは自作するのが伝統で、道具作りから始まるのもこの世界ならでは。沈金師は分業制の漆器制作の最終工程を担い、作品の出来を左右する“最後の砦”。チームワークも求められますが、何よりも「根気」と「責任感」、そして「美意識」が問われる職業です

ちなみに沈金のルーツは中国の「鎗金」技法。日本には南北朝時代に伝わり、江戸時代に今の技法が確立されました。輪島塗や川連漆器など、全国の名だたる漆器産地で受け継がれています。漆と金箔の出会いが生み出す芸術、まさに「匠の技」そのものですね!

躑躅森祐子(つつじもり)さんの作品は『秋田ふるさと村・躑躅の森(つつじのもり)』で!

「この技を実際に見てみたい!」そんな方は、秋田県横手市の観光施設「秋田ふるさと村」内にある『丸仁工芸 躑躅の森(つつじのもり)』を訪ねてみてください。躑躅森祐子さんは、伝統工芸士のお父さん・躑躅森健さんとともに、ここで工房と店舗を運営しています。

川連漆器や和雑貨の販売はもちろん、なんとお箸やアクセサリーの手づくり体験もできるんです!自分だけのオリジナル漆器を作れるなんて、ワクワクしませんか?名入れや絵付け、オーダーメイドなども相談できるそうなので、特別な贈り物を探している方にもピッタリです。

『秋田ふるさと村・躑躅の森(つつじのもり)』の基本情報です。

  • 住所:秋田県横手市赤坂字富ケ沢62-46 秋田ふるさと村2階
  • 電話:0182-33-8800(秋田ふるさと村代表)
  • 営業時間:9:00~16:30(秋田ふるさと村に準ずる)
  • アクセス:JR奥羽本線『横手』駅からバスで約15分 秋田自動車道 横手インターチェンジを降りて、すぐ左折
  • 駐車場:秋田ふるさと村駐車場(無料)
  • 体験内容:お箸やアクセサリーの手づくり体験など

まとめ!伝統と現代をつなぐ、躑躅森祐子さんの魅力

いかがでしたか?躑躅森祐子さんの魅力をお伝えしました。最後に彼女の凄さをおさらいしておきましょう!

  • 全国で70人ほどしかいない54画の「躑躅森」という超レア名字の持ち主
  • 女性伝統工芸士は全国でわずか569名という狭き門を突破した実力派
  • 800年の歴史を持つ川連漆器の伝統を受け継ぎ、沈金師として活躍
  • 東北経済産業局長賞を受賞するなど、その技術は高く評価されている
  • 秋田ふるさと村で父親とともに「躑躅の森」を運営し、体験教室も開催

高校時代は進路に悩みまくっていたという躑躅森祐子さん。そんな彼女が今や伝統工芸の担い手として輝いているのは、自分の心がワクワクする道を選んだからかもしれませんね。さんま御殿での貴重な躑躅森さんのトークも楽しみですが、これからも「楽しいココロでものづくり」を続ける彼女の活躍から目が離せません!

ありがとうございました。

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