強烈な寒波がやってくる!
今回の寒波は、昨日7日から西回りでやってきて、11日頃まで居座る予定だそうです。
上空1500メートル付近の気温がマイナス6℃以下になると、平地でも雪が降る目安になるんですが、その寒気が本州をすっぽりと覆ってしまうんだとか。山陰地方の松江をはじめ、西日本では1月としては過去トップ3に入るくらいの強烈な寒気なんだそうです。
ピークは9日から10日にかけてで、日本海側では3日間で新たに1メートル以上の雪が降る予想!東北や北陸、そして岐阜県の山沿いでは、なんと2メートル前後の雪が降るかもしれないんです。ちょっと信じられませんよね。
なぜこんなに雪が降るの?3つの驚きの理由とは?
じゃあ、なんでこんなにドカ雪が降るのかというと、今回のドカ雪予想、実は3つの要因が重なって起きているんです。
たとえるなら『大雪』っていう映画を作るのに、最強寒気監督、JPCZ天才脚本家、高海面水温敏腕プロデューサーが集結しちゃった、みたいな…?(ちょっと何言ってるかわからない?)
はい、失礼しました。まじめに詳しく解説します。
① 強すぎる寒気!今季最強クラスが長時間居座る
まず、今回の主役、寒気がとにかく強烈なんです。7日から11日頃まで、なんと5日間も居座る予想…(長すぎません?!)。しかもその強さは、西日本でも観測史上トップクラスというから驚きです。
② JPCZ参戦! 雪雲製造マシン始動!
そこに追い打ちをかけるように、”JPCZ”という、雪雲製造のプロ集団(?)が日本海側に出現!JPCZとは「日本海寒帯気団収束帯」の略称で、これが発生すると雪が急激に強まるんです。
③ 海面水温上昇により、湿った空気で大雪パワーアップ
さらに今年は、日本海の海面水温が平年より2~3℃も高め。水温高めなのに、逆にその影響で大雪の材料となる水蒸気がたっぷり供給されるため、より一層雪が強まる可能性があるんです。
普段雪の降らない九州や四国、近畿、東海地方でも、雪が積もるかもしれません。くれぐれも、積雪や路面の凍結にはご注意くださいね。
地域別・時期別の備えポイント!いつ・どこで・何に備える?
じゃあ、いつ、どこで、何に備えればいいのでしょうか? 地域別に解説します。
北日本では?11日まで大雪警戒!特に東北は記録的積雪に?!
北日本は、11日にかけて大雪や吹雪に警戒が必要です。特に東北地方では、8日から10日にかけて集中的に雪が降る予想。仙台など太平洋側でも積雪となる可能性があり、交通機関への影響も心配されます。
すでに積雪が多い地域では、雪崩や屋根からの落雪にも注意が必要です。 車の冬装備はもちろんのこと、停電や水道凍結への対策も万全に!
東日本では?北陸は2メートル超えも?! 交通マヒに備えよう!
東日本は、日本海側を中心に11日にかけて大雪に警戒を。特に、8日から10日は北陸地方を中心に、一気に2メートル近い雪が積もるおそれがあります。
昨年大きな地震に見舞われた能登地方などでは、地震以降で最も多い積雪となる可能性も。北陸地方にお住まいの方は、念には念を入れて備えを行いましょう!
また、北陸地方に隣接する岐阜県や長野県北部、そして群馬県や栃木県の山沿いでも、一気に積雪が増えることが予想されます。立ち往生に備えて、車には食料品や毛布、防寒具など、雪道運転の備えは必須です!
西日本では?日本海側は1メートル超えも!普段雪の降らない地域も要注意!
西日本は、10日にかけて山陰地方など日本海側を中心に、新たに1メートルを超える積雪の可能性も!立ち往生や停電への備えを万全にしましょう。
さらに今回は、寒気が非常に強いため、8日から9日は九州や四国など、普段雪が降らない太平洋側の平地でも雪が降る可能性があるんです。
「まさか雪なんて降らないでしょ…」なんて油断していると、思わぬ事態に巻き込まれることも!太平洋側にお住まいの方も、念のため路面の凍結などには注意が必要です。
まとめ!みんなで確認!今すぐできる備え
◼️食料と水は1週間分を目安に準備
◼️暖房用の燃料もストック
◼️車の冬装備(スタッドレスタイヤ、チェーン)を確認
◼️停電に備えて懐中電灯やモバイルバッテリーの準備
◼️除雪用のスコップやスプレー式解氷剤の用意
特に車での外出時は、毛布や防寒具、携帯食、使い捨てカイロなどの防寒対策グッズを忘れずに。
最後に一言! 「備えあれば憂いなし」というように、事前の準備が何より大切です。この大寒波、きちんと対策すれば怖くありません。でも油断は禁物!家族で声を掛け合って、しっかり準備して乗り切りましょう。
これだけの寒波は近年まれに見る規模です。普段雪の少ない地域にお住まいの方も、いつもより気を付けて行動してくださいね。みなさん、どうぞお気をつけて!
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