南沙良さんのプロフィール:一体どんな人なの?
南沙良さん、見た目は清楚で透明感あふれる美少女なのに、趣味が意外と硬派なんです。仏像鑑賞が好きで、京都・三十三間堂の迦楼羅王像が「タイプ」って…。
- 生年月日: 2002年6月11日
- 出身地: 東京都(神奈川県生まれ)
- 身長: 160cm
- 血液型: A型
- 趣味: 読書、アニメ鑑賞、ゲーム、仏像鑑賞、1980年代アイドル(中森明菜さんなど)、フィルムカメラ、巨大生物(ゴジラや恐竜)、スニーカーのアレンジ
- 特技: 恐竜の知識(特別展の音声ガイドを担当したほど)
- 所属事務所: レプロエンタテインメント
しかも愛読書は太宰治の『女生徒』、好きなアイドルは中森明菜さん。23歳にして、80年代アイドルの魅力を理解しているとは、なかなかの審美眼です。
さらに、恐竜やゴジラ、サメといった巨大生物が好きだということ。2023年には特別展「恐竜図鑑-失われた世界の想像/創造」で初めて音声ガイドを担当したほど。
清楚な見た目と、この少年のような好奇心のギャップ。このアンバランスさこそが、南沙良さんの魅力なんでしょうね。
【南沙良さんの経歴・学歴】小学生モデルから実力派俳優へ―南沙良さんの歩み
ニコラモデルとしてのスタート
南沙良さんの芸能界入りは、小学6年生の時。叔父さんが見つけてくれた「第18回nicolaモデルオーディション」でグランプリを受賞したのがきっかけでした。2014年10月号から「ニコラ」の専属モデル、通称「ニコモ」としてデビューします。
ニコラ5月号発売されました。
— 南沙良 オフィシャル (@lespros_sara) March 31, 2018
ドクグリコラボをびーきーとやらせていただいてます!!
今月も素敵な企画盛りだくさんなのでみなさん是非、本屋さんはもちろん文房具屋さんにも足を運んでね〜🕺🕺 pic.twitter.com/TYdXCxVA8c
中学生で女優デビュー、そして快挙
中学3年生の2017年、映画『幼な子われらに生まれ』で俳優デビュー。約200人の中から抜擢されたこの役で、監督の三島有紀子さんに「ずっと探していた”イマジネーションに溢れた知的で危険な動物”を見つけた」と言わしめたんですから、これはもう只者ではない雰囲気が漂ってますよね。
そして高校1年生の2018年、映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で映画初主演(蒔田彩珠さんとのW主演)。吃音症を抱える女子高生役を演じ、鼻水を垂らしながら号泣する演技を見せたこの作品で、南沙良さんは一気に注目を浴びます。
この作品での演技が評価され、第43回報知映画賞新人賞、第33回高崎映画祭最優秀新人女優賞、第61回ブルーリボン賞新人賞、第28回日本映画批評家大賞新人女優賞を受賞。現役ニコモによる映画賞受賞は「nicola」史上初の快挙でした。
着実に積み上げる実績
その後も南沙良さんの勢いは止まりません。2019年にはテレビドラマ『ココア』で連続ドラマ初主演、映画『居眠り磐音』で時代劇にも初挑戦。2021年には民放連続ドラマ『ドラゴン桜』第2シリーズに出演。
2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では源頼朝と北条政子の娘・大姫役、2024年の大河ドラマ『光る君へ』では紫式部の娘・藤原賢子役で出演。そして2025年には香港映画『ROAD TO VENDETTA』で初の海外作品にヒロイン役として出演するなど、着実にキャリアを積み上げています。
目標にしている俳優は二階堂ふみさん、満島ひかりさん。「一つの型にはまらない色々な表現ができる俳優になりたい」という南沙良さんの言葉通り、ジャンルを問わない挑戦を続けているんですね。
学歴は?
学歴を見ると、小学校は聖ドミニコ学園小学校、中学は聖ドミニコ学園中学校から川崎市立麻生中学校へ転校。高校はルネサンス高校の通信制課程に進学しています。芸能活動と両立させるための選択でしょうね。大学には進学せず、俳優としての道を邁進中です。
ゆりやんんレトリィバァさん初監督作『禍禍女』で見せる新しい顔
映画『禍禍女』とは
さて、今回注目を集めているのが、2026年2月6日に全国公開される映画『禍禍女(まがまがおんな)』です。
ゆりやんレトリィバァさんが初めて長編映画の監督に挑戦したこの作品。実は、2021年にゆりやんさんがテレビ番組で「次に挑戦したいこと」として「映画監督」と発言したのを見たプロデューサーがコンタクトを取り、企画が動き出したそうです。2024年のカンヌ国際映画祭の開催期間中に監督デビューが発表され、大きな話題になりました。
脚本は『ミスミソウ』『許された子どもたち』などで知られる内藤瑛亮さん。音楽は「新しい学校のリーダーズ」の「オトナブルー」をプロデュースしたyonkeyさんが担当しています。
📢お知らせ💋
— 南沙良 オフィシャル (@lespros_sara) October 1, 2025
ゆりやんレトリィバァ監督作品
『禍禍女』(まがまがおんな)👄#南沙良 主演が決定㊗️🎊
ヤバすぎる狂気の恋愛映画が爆誕💔
こんな南沙良、見たことない…!!!!
2026年2月6日全国公開!
乞うご期待💋💋💋@mag_mag_pr @notinu
byスタッフ🌻 pic.twitter.com/5ELcQDrVKk
海外映画祭で早くも2冠達成
この作品、公開前から快進撃を続けているんです。ハリウッドの名門・エジプシャンシアターでワールドプレミアを飾り、わずか2カ月で世界20の国際映画祭に正式出品・ノミネート。そして2025年10月には、第45回ハワイ国際映画祭で「ハレクラニ・ヴァンガード・アワード」、第54回モントリオール・ニュー・シネマ国際映画祭で「観客賞」を受賞し、早くも2冠を達成。
ハワイ国際映画祭の「ハレクラニ・ヴァンガード・アワード」は、映画芸術の未来を切り拓く新進気鋭の映画人に贈られる賞で、過去には安藤サクラさんも受賞しているという名誉ある賞。モントリオールでは、プログラマーのジュリアン・フォンフレード氏が「今年いちばん素晴らしい映画です。史上最高のラブストーリーです」と絶賛したそうです。
ゆりやん監督と南沙良さんの信頼関係
ゆりやんさんは南沙良さんについて、こうコメントしています。
「沙良さんには殻を破って欲しかったので、そのためには自分も殻をかぶっていてはいけないと思い、本音でぶつかりましたら、沙良さんも全身で受け止めて全力でぶつかってきてくださいました。早苗役を南沙良さんにお願いして本当によかったですし、沙良さんしかいませんでした。こんな南沙良さんをみたことがありません!」
南沙良さんも、「お話をいただいたときは、ゆりやん監督の世界観に入れることがとても楽しみでしたし、自然と挑戦してみたいと思えました。早苗の感情に触れることで、私自身のなかにも眠っていた感情が呼び起こされていくような感覚でした」と振り返っています。
「こんな南沙良さんをみたことがありません」という言葉、気になりませんか。ゆりやんさんご自身の恋愛経験を基にした恋愛映画だというこの『禍禍女』。南沙良さんがどんな新しい表情を見せてくれるのか、これは見逃せないですよね。
まとめ:南沙良の魅力——これからどこへ向かう?
南沙良さんの魅力をまとめると、以下の点が挙げられます:
- 独特の空気感と表現力 – 言葉以上に表情や仕草で語る力を持ち、繊細かつ大胆な演技で観客を引き込みます
- 多面的な個性 – 仏像鑑賞から恐竜好きまで、一筋縄ではいかない興味関心の幅広さが彼女の演技の奥行きを支えています
- 着実なキャリア構築 – ニコモから始まり、映画賞を総なめにし、大河ドラマや国際映画にも出演する実績は、彼女の実力と努力の証です
- 変化を恐れない姿勢 – ゆりやん監督との『禍禍女』での挑戦に見られるように、自分の殻を破ることを恐れない姿勢が彼女の可能性をさらに広げています
すでに10代で数々の映画賞を受賞し、「第二のガッキー」などと言われることもありましたが、彼女の歩みは完全に「南沙良」という唯一無二の俳優のものです。
これからの活躍がますます楽しみですね。ことばとの目には、南沙良さんは日本映画界の宝物のように映ります。
ありがとうございました。



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