三島『うなぎ 桜家』ってどんなお店?
場所は?人気のメニューは?口コミは?
気になりますよね、三島『うなぎ 桜家』。お店はどこにあるんでしょう?味は?メニューは?さぁ、あなたの好奇心を満たしますよー!
はい、というわけで今回も、全国の地方都市60カ所以上を実際に飛び回って磨いた好奇心アンテナを持つ「ことばと」がお伝えします。最後までよろしくお願いします。
【せっかくグルメ】日村さんが食べた三島市の「うなぎ 桜家」ってどんなお店?
静岡県三島市、伊豆箱根鉄道の三島広小路駅を降りてすぐ。源兵衛川のせせらぎが聞こえる場所に、安政3年(1856年)創業の「うなぎ桜家」はあります。169年ですよ、169年。ペリーが来航した3年後に創業って、もう歴史の教科書レベルじゃないですか。
店のわきを流れる源兵衛川の水は、約一万年前の富士山噴火で流れ出た溶岩層を通ってきた富士山の伏流水。この水こそが、三島うなぎの秘密なんです。うなぎの産地でもない三島が、なぜ「うなぎの街」として知られるようになったのか。答えは単純明快、この清冽な水があったから。
店主さんの言葉が印象的です。「うなぎは一年中うまい」と断言しながらも、「私どもの店の味を一言で要約すれば、かるみ」と表現する。この「かるみ」という美意識、江戸前の天ぷらにも通じる、余計なものを削ぎ落とした美学ですよね。食べあきない味を目指すって、派手さを競う昨今の風潮とは真逆の、実に潔い姿勢だと思うのです。
店内は重厚な造りで、老舗の風格が漂います。食事時には源兵衛川沿いに行列ができるほどの人気店ですが、その待ち時間すら、川のせせらぎが癒してくれる。なんとも粋な立地ではないですか。
【せっかくグルメ】三島「うなぎ桜家」の名物メニューと秘伝の技
「うなぎ重箱」(1匹5,500円税込)の美しさときたら! あの照り艶やかな蒲焼の姿は、まさに絵画のよう。でも、あの美しさの裏には「裂き三年、串うち八年、焼き一生」という厳しい修行が隠されているんです。
高温の備長炭でしっかり焼いて、程よく脂を残す絶妙なバランス。その日の湿度や温度に応じて、団扇の使い方一つで味わいが変わるという繊細さ。串の重さの変化で焼き加減を見極めるなんて、もはや魔法使いの領域です。
メニューは「うなぎ丼」(5,500円税込)や「蒲焼定食」(7,920円税込)のほか、一品料理も充実。「鰻きも時雨煮」(1,210円税込)や「鰻焼売」(1,040円税込)など、うなぎの魅力を余すところなく堪能できるラインナップ。番組では映らなかった「うざく」(1,540円税込)も気になります。うなぎと酢の物の組み合わせって、意外と絶妙なバランスなんですよね。

※メニューの一部です。価格は変動している場合があります。
【せっかくグルメ】三島『うなぎ 桜家』のクチコミから見えるリアルな評判
実際に訪れた人たちの声を見ると、圧倒的に多いのが
「ふわふわの食感」
「軽くて香ばしい」
「たれが甘すぎず上品」
「最後まで美味しく食べきれる」
という評価。特に伏流水で締めたうなぎの食感は、他では味わえないという声が目立ちます。
ことばとあじにれきしのおもみ!
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まとめ!【せっかくグルメ】富士の伏流水が育む三島の逸品「うなぎ桜家」
169年の伝統と、富士山の伏流水が生み出す「かるみ」の美学。「うなぎ桜家」は、こんな方にぜひ訪れていただきたいお店です。
- 本物のうなぎ料理を味わいたい方 – 職人技と伏流水が生み出す唯一無二の味わい
- 三島観光とセットで楽しみたい方 – 源兵衛川のせせらぎと共に、三島らしさを堪能
- 歴史ある老舗の雰囲気を楽しみたい方 – 安政3年創業の重厚な店構えと風格
- 行列覚悟で美味しいものを食べたい方 – 待ち時間も含めて、それが価値ある体験に
- 「食べあきない味」を探している方 – 派手さではなく、引き算の美学を体現した一皿
訪問のコツは、開店直後か平日を狙うこと。そして、せっかくなら1匹半や2匹を注文して、心ゆくまで桜家の「かるみ」を堪能してほしい。うなぎ一筋169年の味、一度は経験する価値がありますよ。
三島『うなぎ 桜家』の基本情報とアクセスは?
- 住所: 静岡県三島市広小路町13-2
- 電話: 055-975-4520
- 営業時間: 11:00〜20:00(売り切れじまい) ※15:30〜17:00は仕込みのため準備中の場合あり
- 定休日: 毎週水曜日、月1回火水連休、9月第1週は5日間特別休業
- アクセス: 伊豆箱根鉄道「三島広小路駅」から徒歩すぐ、JR「三島駅」から徒歩約15分
- 三島駅から歩くと少し距離があるので、三島広小路駅を利用するのがおすすめです。


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